テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

ちょっとはずした山形の旅⑦~天童見物と板そば

2013-06-04 07:41:49 | 国内旅行ー北海道・東北
 少し時間ができたので、天童へ2時間だけ行ってみました。将棋の駒の産地として有名なところです。



 天童の街をつらぬく道路は、松並木になっていました。松の並木道というのは、ちょっと記憶にないなあ。珍しいのではないでしょうか。



 明治の洋風建築の旧東村山郡役所です。今は、資料館になっています。



 旧東村山郡役所があるあたりの本通りに面した建物は、建物自体は新しいのに、外観を懐古調にしています。市として、そういったまちづくりでもしているのでしょうか。



 天童藩は、織田信長の次男の家系が治めたのだそうです。ということで、織田信長を祀った建勳神社が建てられていました。



 珍しことに、神社の内部に入ることができます。中には、信長の肖像画が飾ってあります。この肖像画は、ホントかウソか、来日した南蛮人が写実的に描いた信長像なのだそうです。ゆえに、信長の実際の顔貌に最も近い肖像画とも言われていると、説明書きにありました。



 建勳神社から丘を登りました。



 途中、建勳神社の旧社殿があった位置に碑が立っていました。元の社殿は、今の場所よりももっと登った、丘の中腹にあったようです。



 丘の頂上付近には、将棋供養塔があります。



 供養塔の下に、天童市の春の行事である人間将棋の会場があります。なんだかインドのファーティプル・シクリを思い出しました。 



 建物に曲線が使われて、妙に近代的なのが天童駅です。



 この駒の形をした入口が、将棋博物館です。天童駅に併設されています。せっかくなので300円支払って入ってみました。内部は、将棋の駒の歴史や作成方法、書体などについての展示があります。そもそも天童で将棋の駒がつくられるようになったのは、この地にやってきた織田藩の家臣たちが、内職として駒づくりをしたことからなのだそうです。



 さて、天童から山形へ帰ってきて、昼食は駅前のお蕎麦屋さんへ。山形も蕎麦どころの1つということなので。



 「ゆうぜん」というお店です。



 冷たい蕎麦。



 暖かい蕎麦もあります。



 それで注文したのは、山形らしく板そば(950円)です。木枠の入れ物に入ってきます。



 細めで、比較的白っぽい色の蕎麦です。蕎麦らしいコシがあります。そして、量がかなりあります。つけ出汁は、濃口の関東系です。



 蕎麦ではお腹がすくかと思いましたが、これで十分すぎるほどでした。


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