「つばさ」にて、山形県へ。福島で「やまびこ」と切り離されてからは、とたんにゆっくりとなりますねえ。これがミニ新幹線というものか。
米沢駅のホームに着くと、牛くんが「もお~、もお~」とお出迎え(ほんとに鳴きます)。ここ米沢は、米沢牛というブランド牛の産地です。
NHKのおかげで、一躍、全国的な観光地となった「愛と義のまち・米沢」です。
米沢ラーメンも有名とのこと。市内に何軒もラーメン店があります。こういう場合、県外からやってきた人間にほしい情報は、「1軒だけ行くのだったら、どのお店がいいか」ということになると思います。某『勝手に松山グルメガイド』には「県外の人へ」オススメのお店が列挙されていますが、「県外の人」である私からみて疑問だらけ。何か機会に疑問を開陳してもいいのだけど、「目の敵にしなくても」とも言われそうだしなあ。
今回は、上村一真さんという方が著した『旅で出会ったローカルごはん』という本にでてくる「きよえ食堂」に行ってみました。こんなふうに、出版物の情報はなんとなく信頼性が高そうだと思うのは、私だけではないのでは。まあ、20代の人たちなんかは別かもしれませんが。
昼食時間としては遅めだったので、店内は空いていました。座敷、机に、カウンター席もあります。
品書きです。
オススメであり、米沢の名物でもある牛肉ラーメン(950円)にしました。たっぷりとのった牛肉は、塩コショウで味付けされています。ただし米沢牛ではないとのこと。米沢牛を用いたら、こんな値段ではできないんでしょう。具には、牛肉と一緒に炒められたきのこも入ります。スープは、基本的にあっさり醤油味です。ただ、牛肉から出る脂分で、こってり感が加わります。
自家製麺だという麺は、米沢ラーメンの特徴そのままの縮れ細麺。ただし、コシはありません。麺の量が多いですね。
ちょいと上杉神社まで。米沢というとNHKの『天地人』放映前までは、むしろこのお方、上杉鷹山公の方が有名だったのでは。藤沢周平先生の『漆の実のみのる国』の主人公です。
こちらは鷹山公をはじめ、藩祖上杉景勝公、執政直江兼続公など、米沢藩オールスターを祀る松岬神社です。上杉神社に隣接しています。
松岬神社にある鷹山公の「伝国の辞」です。隠居に当たって、統治の基本理念を継承者に伝えたものだそうです。
上杉神社の入り口にある石造りの橋は、有形登録文化財でした。柱が自然石で面白いです。
こちらは上杉謙信公。言わずと知れた上杉家の家祖ということになります。
NHKドラマに触発されてたてられたのではないかと思われる景勝公と兼続公の銅像。威厳があまりなくて、学生さんの仮装に見えてしまうのが、なんだかおかしいです。
シャム社長のような中小企業の社長さんたちが大好きな「なせば成る なさねば成らぬ何事も」の名文句。貧苦にあえぐ米沢藩の藩政改革に一生を尽くした鷹山公の言葉です。『漆の実のみのる国』を読んで、言葉の背景がわかった後だと、いっそう味わいが増します。
上杉神社へ。
この神社では、なにを祈ればいいのだろうか。謙信公の活躍から、武運長久に霊験がありそうだけど、今の時代にはねえ。
米沢駅のホームに着くと、牛くんが「もお~、もお~」とお出迎え(ほんとに鳴きます)。ここ米沢は、米沢牛というブランド牛の産地です。
NHKのおかげで、一躍、全国的な観光地となった「愛と義のまち・米沢」です。
米沢ラーメンも有名とのこと。市内に何軒もラーメン店があります。こういう場合、県外からやってきた人間にほしい情報は、「1軒だけ行くのだったら、どのお店がいいか」ということになると思います。某『勝手に松山グルメガイド』には「県外の人へ」オススメのお店が列挙されていますが、「県外の人」である私からみて疑問だらけ。何か機会に疑問を開陳してもいいのだけど、「目の敵にしなくても」とも言われそうだしなあ。
今回は、上村一真さんという方が著した『旅で出会ったローカルごはん』という本にでてくる「きよえ食堂」に行ってみました。こんなふうに、出版物の情報はなんとなく信頼性が高そうだと思うのは、私だけではないのでは。まあ、20代の人たちなんかは別かもしれませんが。
昼食時間としては遅めだったので、店内は空いていました。座敷、机に、カウンター席もあります。
品書きです。
オススメであり、米沢の名物でもある牛肉ラーメン(950円)にしました。たっぷりとのった牛肉は、塩コショウで味付けされています。ただし米沢牛ではないとのこと。米沢牛を用いたら、こんな値段ではできないんでしょう。具には、牛肉と一緒に炒められたきのこも入ります。スープは、基本的にあっさり醤油味です。ただ、牛肉から出る脂分で、こってり感が加わります。
自家製麺だという麺は、米沢ラーメンの特徴そのままの縮れ細麺。ただし、コシはありません。麺の量が多いですね。
ちょいと上杉神社まで。米沢というとNHKの『天地人』放映前までは、むしろこのお方、上杉鷹山公の方が有名だったのでは。藤沢周平先生の『漆の実のみのる国』の主人公です。
こちらは鷹山公をはじめ、藩祖上杉景勝公、執政直江兼続公など、米沢藩オールスターを祀る松岬神社です。上杉神社に隣接しています。
松岬神社にある鷹山公の「伝国の辞」です。隠居に当たって、統治の基本理念を継承者に伝えたものだそうです。
上杉神社の入り口にある石造りの橋は、有形登録文化財でした。柱が自然石で面白いです。
こちらは上杉謙信公。言わずと知れた上杉家の家祖ということになります。
NHKドラマに触発されてたてられたのではないかと思われる景勝公と兼続公の銅像。威厳があまりなくて、学生さんの仮装に見えてしまうのが、なんだかおかしいです。
シャム社長のような中小企業の社長さんたちが大好きな「なせば成る なさねば成らぬ何事も」の名文句。貧苦にあえぐ米沢藩の藩政改革に一生を尽くした鷹山公の言葉です。『漆の実のみのる国』を読んで、言葉の背景がわかった後だと、いっそう味わいが増します。
上杉神社へ。
この神社では、なにを祈ればいいのだろうか。謙信公の活躍から、武運長久に霊験がありそうだけど、今の時代にはねえ。
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