テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

ちょっとはずした山形の旅②~上杉博物館と赤湯からみそラーメン

2013-05-30 07:50:36 | 国内旅行ー北海道・東北
 上杉神社に隣接する稽照澱です。和風の屋根を取り付けたこの建物は、米沢出身で文化勲章受章者の伊藤忠太博士の設計によるものです。登録有形文化財になっています。入場料300円を支払ってちょっと覗いていみました。展示品は多くはありません。謙信公の遺品と伝えられる品々が目玉となっており、重要文化財も展示されています。その手のものが好きな人にはいいでしょう。



 こちらは旧上杉伯爵邸。現在は郷土料理の店になっています。



 こちらも登録有形文化財になっている建物です。上杉神社の近くにあります。現在は米沢牛のステーキ店として営業しています。あとからこの「吉亭」の「食べログ」評価を見てみると、散々な内容でした。観光客相手のボッタクリ営業しているのかな。「食べログ」の悪い評価は、かなりの確率で正しいですから。



 さて米沢観光最大の目玉・上杉博物館です。なんといっても狩野永徳作の国宝「洛中洛外図屏風」が必見です。織田信長公から謙信公へ送られたといういわれのある作品です。ところが、展示してあったのは複製のまがいもの。ホンモノは黄金週間の時とか、1年のうちでもごく限られた時期しか展示しないのだそうです。保存上の措置なんでしょうが、肩透かしをくわされました。



 ちょっと街中からはずれたところにある「龍上海 米沢店」です。赤湯にある本店は行列でたいへんだそうです。カップラーメンも販売された超有名店ですね。米沢店は、時間帯をはずしたせいもありますが、すぐに入れました。



 赤湯らーめんということでか、店内は赤色を基調にしています。



 提供の品はわすか4種類。言葉の厳密な意味でのラーメン専門店です。そして、なんといっても呼び物はからみそラーメンです。



 その赤湯からみそラーメン(780円)です。ナルトがかわいいです。スープが丼鉢のふちまで入っています。そのスープを、からみそを溶かさずに一口すすってみると、かなり脂っぽさを感じる濃厚スープです。からみそを徐々に溶かしながら食べ進んでいくと、複雑な重層的な味わいになっていきます。全部溶かしきると、それなりの辛さになって、頭から汗が出ます。油たっぷりの濃厚スープだから、からみそを受け止められるんだろうな。地元の人の中には、「からみそ半分で」なんて注文をしている人もいました。



 麺は太めの平打ちで、縮れ麺です。スープにからんでおいしいです。なるほど人気が出るのもわかります。麺の量が、ここも多いです。



 「龍上海」へ行く前にみかけたもの。黄色い装置で古紙の重さを測ると、自動的に買い取り金額が支払われる仕組みのようです。お金を受け取ったら、青い籠に腰を放り込んで終わりという、無人古紙買取装置です。こんなの、初めて見たなあ。



 こちらは駅前旅館の「音羽屋」さん。木造3階建ての本館は、登録有形文化財です。こんなところに泊まるのもよかったかな。



 行ってから知ったので、今回はダメでしたが。



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