今日から息子は広島に行っています。
初めての一人旅、それも広島なんて遠いから大丈夫かとヤキモキヤキモチしまくりでした。
JRに聞いても特に子供の一人旅のフォローもしていないとのことで、自分たちでどうにか守らないとって感じでした。
一応、乗車券の入れ物に「子供の一人旅です、広島まで行くので時々様子を見てあげてください」とメモをつけて、乗り込みました。
酔い止めの薬も飲んで、ばっちり。荷物も、網棚にのせるもの(乗せられなかったら足元に置くもの)とおやつや本が入ってるものと貴重品の3つに分けて、貴重品もどこに何が入っているかなんども確認し。
だんだん出発の時間が近づいてくると娘がうるうる。近くにいたおば様が「一人で行くの?どこまで?おばちゃんは新神戸までだから何かあったら言ってね」と声をかけてくれた。ありがたい。
新横浜から乗るから電車のなかまで一緒にいってあげられないもどかしさもありましたが、もう息子を信じるしかないと思い、見送りました。
席に座ってからちょっとうるっていた息子。
帰りはなんか寂しかった。娘は泣くし。
しばらくしてから息子からメールが届く「もうすぐ名古屋」とか「関が原あたりは雪が積もっている」とか「京都通過」「岡山、あと一息」とか。
たいしたもんだよ。なんか、わが息子ながら感心しちゃいました。
広島到着は1時前。そろそろかな?って思っていたら電話がかかってきて「ついたよー、おばあちゃんとも会えたよー。これから御寿司食べに行くよー」って。
自信に満ち溢れて、一回り大きくなった息子の声が電話から聞こえてきました。
がんばったね。
(って、僕は大きくなり過ぎてメタボですけど)
昨日、今日、2日間子どもたちのお世話をしていました。
最近の子ども達は賢いです。
間違っても「お爺ちゃん、お婆ちゃん」とは呼ばないですね。(親に言われているのかも)
そのうちの一人の男の子、僕に対して、お母さんの苦労を話し始めて。
「お母さんはいつもバイクで通ってる。冬は寒くてつらそうだけど頑張って働いてる。だから、僕が妹の面倒を見てやってるんだ」と言っていました。
子供はちゃんと親の苦労を知っていますね。
外回りの歩き仕事をするお母さん、その足裏を時々は踏んであげるそうです。
母をいたわり妹を見守る心優しい少年でした。
少年とまたゆっくり、将棋したいな、次も手加減しないで徹底的にやっつけるけどな。(男同士の戦いに手加減など必要無いのだ!)
子供って大人が思ってるよりいろんなことを分かっているんですよね。
そして思っているより立派になっている、今回思いました。
でも、なかなか親以外の大人と接することも少ないのでnobolさんと一緒に将棋ができた少年はとてもいい経験ができましたね。
うちの息子にも手加減なして将棋、教えてやってくださいよ。
ご無沙汰しております。
可愛い子には旅をさせるまで、色々と悩みました。物騒な世の中ですから。
でも、涙ぐみながら新幹線に乗り込んだ息子、今は広島で楽しく過ごしているようで安心してます