死別シングル奮闘記

夫の死を乗り越えて2人の子供と頑張って生きる母の日記です

もう丸8年

2008-03-08 08:50:00 | 私の大切な友達

今日は多分私のお友達の命日。

お友達というか、会社の同期の男の子なんだけど、私の会社生活で一番仲良くしていた先輩のだんな様。8年前に35歳で亡くなった。正確な命日は聞いてない。でも、多分昨日か今日。(夜中になくなったので日付をまたいでいたか聞いてないから)

私ものんべも本当に仲良くしていて、「家族ぐるみのお付き合い」っていうのはこういうことを言うんだろうなって言うくらい仲が良かった。のんべは私の友人とここまで仲良くするのは珍しかった。私の先輩はすごくいい人で、私が入社したときからすごく可愛がってくれて、いっぱい一緒に遊んでくれた。それが同期の男の子とどうやら付き合っているらしいと聞いたときにはすごくうれしかった。彼女がすごく彼のことを好きなのを知っていたから。彼の海外駐在を機に結婚。海外にいる間も連絡をマメに取り合い(と、言ってもその頃はメールなんかないからせっせと手紙とドラマを録画したVHSを送った)帰ってきてからはのんべも含めて仲良くした。

今でも覚えているのはのんべと彼が一緒に今後の家族について二人で語り合っていたこと。「万が一のために保険はこのくらいかけておかないと」とか「娘が二十歳になったら自分は何歳で」とか話をしていた。不思議にその場面はすごく良く覚えている。その二人が、今はいない。

彼は突然旅立って行ってしまった。会社から帰って、倒れて・・・。のんべはすごくショックを受けていた。同い年だったし、のんべにとってはある意味理想の人だったのかもしれない。

あぁ、もうあれから丸8年が経った。あの時小学校入学直前だったお嬢さんも立派な中学生になった。2歳のお誕生日を迎えたばかりの下のお嬢さんももうすぐ5年生。

彼女は突然のことで、立ち直るのにかなり時間がかかったと思う。本当に仲の良い夫婦だったから。私が遊びに行っても、彼が亡くなった形跡はなにもなかった。彼がいるかのように、時間が流れていた。私も遊びに行くたびに彼がいるかのように彼の話をしたりした。でも、そうこうしているうちにのんべが病に倒れて、あまり彼女の家には行かなくなってしまった。

最近は彼女とも連絡をあまり取っていない。お互いに仕事も忙しいし。今日は電話してみよう。そして昔みたいにいっぱいしゃべろう。

 


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