私の親友。
それは小学校5年のときからずっと仲良くしているKちゃん。
小学校のときからすっごく頭がよくって、頑張って医者になりました。
のんべの発病からずっと面倒を見てくれて(と、言っても彼女は産婦人科医なので専門外ですが)後悔のない治療を受けられたのも彼女が道を教えてくれたから。
のんべがもう長くないと分かったときも、毎週のように病院に来てくれました。(彼女は栃木に住んでてそのときは身重だった)そして、後悔のない治療を受けれるようにと色々とアドバイスをしてくれました。
のんべ亡き後はいつも気にかけてくれて、電話もくれたし、遊びにも生かせてもらった。子供たちが大きくなったら温泉旅行に行こうと話をしていた。
お友達のMさんの卵巣がんが治らないと分かったときも色々と頼って、お世話にもなった。
毎年我が家の恒例の那須旅行の帰りには彼女の家に寄って、おしゃべりをして帰るのがここ数年の恒例となっていた。
そんな、私の大切な友達。誰よりも何よりも大切なKさんが、今年の夏私に告げた
「私、乳がんなんだ」って。
・・・・言葉が出なかった。なんで、なんで。どうしてこんなに大切な人たちががんになってしまうんだろう。
でも、乳がんは治りやすいし、大丈夫だよね、って。彼女に聞いた。
「リンパ節に転移しててね、もうⅢ期なんだって。でも、抗がん剤で小さくしてから手術すれば、大丈夫かもしれない」って。
月曜日から彼女の治療が始まった。栃木から東京に出てきて、日帰りで抗がん剤治療を受けている。
頑張っている彼女には直接はいえないけど、頑張れ。頑張れ。
乳がんは完治まで20年が目安だとか。私と彼女は約束したのだ。60歳過ぎてしまうけど、完治したら温泉行こうって。すっごい豪華な温泉で贅沢三昧しようって。
それまでは私も元気で頑張るからさ。
だから軽々しく「頑張って」って言えないよね。
「のんべの妻」さんもいろいろ病気を心配したけど、今は大丈夫みたいだし。でも油断せず健康診断とかはちゃんと忘れず受けて下さいよ。
どんな病気もそうだけど、早期発見が一番大切な事だからね。
そして今度はあなたが「大切な友達」の心の支えになって上げて下さい。
頑張れって、難しいですよね。気持ちは頑張れ、でも頑張ってるから言えない。
今日友達から電話がありました。1回目を終わったけど、大丈夫って。元気な声を聞いたら安心しちゃいました。
おしゃべりしたり、美味しいものを送ってあげたり。そんな感じでかかわって行けたらいいなぁって思います。
私の病気も年に1度の検診でよくなりました。油断せずに仲良く付き合っていこうと思ってます。
心配してくれてありがとう!