死別シングル奮闘記

夫の死を乗り越えて2人の子供と頑張って生きる母の日記です

横浜版のニュースで

2009-06-03 19:58:36 | つぶやき

今朝の横浜版のニュースに二つ身近なものが載っていた。

一つは隣町に住んでいる人が岩手で交通事故に遭って亡くなったというもの。学校から帰ってきた子供たちが後で教えてくれた。その方はいつも学校の近くの横断歩道で子供たちを見守っていてくれたおじさんだった。

雨の日も風の日もいつもいつもおじさんは横断歩道に立ち、のんびり歩く子供たちには「もう時間だぞ!」と言い、元気のない子供には話しかけ。私も去年は娘と一緒にその横断歩道まで一緒に歩いていったのでご挨拶をしていたのだけれど。

おそらく、今回の運動会の代休と開港記念日を利用してご夫婦で旅行に行かれていたのだろう。そこで事故に遭うとは。奥様もなくなられたとのことで、ただただご冥福をお祈りするばかりです。


そして、もう一つのニュース。母子無理心中。学童のある地域での事件です。我が家は直接関係ないけれど、学童の子供たち、亡くなった子供と前日も一緒に遊んでいたとか。

亡くなったのは2年生の女の子と5歳の男の子。日曜日はその学校も運動会で元気に参加していたらしい。

学校側も子供たちの心のケアをし始めたらしいのですが、その学校から学童に来ている子供たち、学童で泣き出したり、不安になったり。学童でも心のケアをしないといけないようです。

そりゃ、そうだよ。昨日まで一緒にいたお友達が、理由も分からずに死んでしまうんだもん。交通事故だって、火事だってなんだって納得はいかないけど。それも一番大切なお母さんが命を奪い取ってしまうなんて。

動機も理由も、何も分からないけれど、子供を連れて行っちゃ駄目だよ。子供たちの未来は母親だって奪い取る権利なんてないんだもん。

なんだか、すっごく考えさせられる二つのニュースでした。

 


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2 コメント

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Unknown (nobol)
2009-06-05 01:21:34
実は僕も子供の頃、母が無理矢理に一緒に線路にうずくまったという経験が有ります。(当時父のDVが酷かったのです)
一瞬の事ですけど今でも、心の隅っこに小さな瘡蓋として残っています。

自分の死をたとえ子供とは言え…いや子供だからこそ、押し付けてはいけないと思います。
子供は自分の所有物でも従属するものでもないのです。
(冗談や茶化してるんじゃなく)こんな時に思い出すコマーシャルソングがあります。
イルカさんの『まあるいいのち』って唄です。
歌詞は
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND34370/index.html
で読めます。
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Unknown (のんべの妻)
2009-06-09 22:51:51
nobolさん

子供たちの間でもこのことは話題になっていて「親が殺した!」と学童で騒ぎになったらしいです。
色々な事情があってのことですが、nobolさんのおっしゃるとおり子供だからこそ自分の死を押し付けてはいけないですよね。子供にはまだまだ無限の可能性があるんだし、いくら自分の子供といえどもそれを奪い取る権利は親にはないし。
彼女が一線を越えてしまうまで分かってあげれる人はいなかったのかなぁ。
ダンナさんもいたのに。
色々と考えさせられる事件でした。
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