続・てんしん日記2022

teacapブログから引っ越しました。
花の写真、本の感想、日々のできごと等々かな。

料理のこと

2021-06-30 08:31:00 | ごはん
時短料理に目を奪われ、手抜き手早く朝晩のご飯づくりをしていますが、土井善晴さんの「一汁一菜」を目にして、ますます楽かもと本を読みました。
ツイッターからの情報では土井さんの人気が聞こえてきていました。ナポリタンがめちゃ美味しい、とか。他にも。
本以外では「和食」のアプリにも入ってみました。腕時計をした土井さんの料理教室の動画がそこにありました。
「春雨サラダ」は薄口醤油を使ったタレです。もやしのひげとりの段になって、とても面白かったです。100円のもやしが500円になりますと言い、牧志(那覇)の市場でひげとりされたもやしを買って飛行機で帰り、すぐ使う云々がありました。これは文化ですよとも。私は安里市場でもひげとりのもやしを見ました。昔から、市場にはもやしのひげとりだけをやっている年配の女性がいます。ついそばに寄りおしゃべりしながら手伝いたくなる雰囲気です。土井さんはもやしのゆで方を言い、さまし方を言い、もやしを我がことに引き寄せて語っていました。なので美味しい春雨サラダの出来上がりです。
次のわらび餅の作り方のときには、白い粉があれよという間に透明になることを、子どもにやらせてびっくりさせたいと。一度目のびっくりは楽しいはずです。
私も、たくさんの子どもにおやつのところてんを押し出すのをやってもらったことがあります。これ、一生忘れない感覚と思う。
この料理教室は、手抜きの私まで、いい心地にさせてもらい、しばらくは勉強させてもらおうと思っています。


私は朝ご飯

2015-06-25 09:39:00 | ごはん
「私はそば」とか「私は肉」とかいう類の「私はご飯」です。
 小児のための食生活アドバイザーの勉強をしている中で、主宰している幕内秀夫さんが言うことには、朝、パンを食べるくらいだったら朝食抜きがいい、とのこと。その理由はおかずが油脂だらけだからのようですが、なかなか実行となるとしない人のほうが多いような気がします。
 で、実験しましたところ、ご飯とみそ汁にしたら、パンより楽ということが分かりました。
みそ汁も2回分つくって温めなおしOKですし、ご飯の友は、納豆、ふりかけ、漬物とたくさんあります。きんぴらごぼうでもあれば御馳走。いまはキュウリのぬか漬けが最盛期です。いいシラスが手に入りましたのでこれもまた1品です。パンは毎日のように買わなくてはなりませんでしたが、お米は安いし、いつでもあります。パンはお菓子といわれたら成分上そうかもしれないです。
 
 最近聞いた話では沖縄の長寿ランキングが低迷中、または中学生の6人に1人が糖尿病予備軍とか。本土に先駆けて油脂、糖分摂取量の実験中とは「インディアンの警告」という本の中でも書かれています。芋や野菜が主食だった沖縄の人のDNAは本土の人と全く違い、心臓が丈夫だったそうです。アメリカ世になってガラッとかわってきたことでしょう。
 戦前に戻すことはできないけど、フライパン料理を朝だけでも減らすとか、ジャンクフードや甘い清涼炭酸飲料水は減らすとか、注意しなければ、子どもの体はまずつくれないような気がします。お金はかからない工夫でできることはたくさんあります。私が職場の生活寮でつくった朝ご飯は、カジキマグロのタルタルソース、蒸し鶏の味噌マヨネーズ、焼きナス、大根の甘酢漬けなどです。ご飯は麦ごはんです。地味ご飯ですが、できるだけ差し障りないものをと思うのですが、ちょっとマヨネーズに頼りましたかね。反省。

 間違ってもご飯や麺にバター(黄色い箱のマーガリン)をぬったりしないでください。トランス脂肪酸といって発売禁止にする国も出ている中、在庫処分の無料サービスの調味料に使われたりすることがありますから。




秋はフルーツ…?

2014-09-14 07:58:00 | ごはん
 9月に入るとおいしいものがたくさん出てきますね。近所で「梨の品評会」があり、2年ぶりに出かけました。これを教えてくれた友人も早々みえて、抽選券を配る順番を待っていました。

 市長賞と優秀賞をとった「秀玉」を手に入れました。1個で700g以上ありました。お目当ての生産者のもので、水分も甘みも素晴らしいものでした。

 市役所の庭の木陰では幼稚園児たちが遊び、ランチタイム前の食堂では市のコンテストで入賞したという「水餃子のごまだれ」を食べてみましたら、なかなかおいしかったので今度真似をしようと思っています。

 狭山茶を使ったうどんなどは、放射線量のことが気になります。梨もそうです。1キロをスピードカッターでドロドロにして測定所に持っていけばいいのですが、費用は1件1,500円かかります。個人が負担するのは無理と思いますね。市の無料測定は限界値が唖然とするほど高くてあてにならないものですし、農水省発表などで憶測するしかないです。(ゆずが高かったから梨もだめだろうとか?)

 東日本の食事情は大変なものになってきたと思います。加工品になったらますますわからないのでできるだけ素材に近いものを食べるとか。

 梨を贈り物に使いたいと思うけど、子どもが食べてもいいのかどうか、考えると迷ったりします。



牛乳のこと

2013-01-07 20:27:00 | ごはん
 「乳がんと牛乳、がん細胞はなぜ消えたか」を読み終わりました。地球生物科学者である著者が42歳で乳がんにかかり、同じ年に4回再発し、5回目にその原因を突きとめたジェイン・プラントさんの本です。評判は聞いていましたが、すごかったです。
 乳がん、前立腺がんという固形がんには乳、乳製品は一切取ってはいけない、というメッセージです。それに気がつき、5回目の鎖骨上リンパ節まで転移したがんを消してしまった経緯と、あとは何もすることがないという医学への失望から、自ら再発予防プログラムを作り上げていく経過が書かれています。
 その中で、乳・乳製品から全く離れた食生活を提案しています。1987年に発症し、1993年に転移したがんを消すことに成功してから15年、再発していないご自分の状況を科学的に説明しています。
 その中にあった「スポック博士の育児書」も最新版7版(1998年)では180度転換し、子どもに乳製品を薦めていないという文章もあり、日本では第6版(1992年)が2006年現在13刷になり、訂正されたものは紹介されてないということに私も昔使った育児書だけにとてもびっくりしました。

 「乳がん」になるならないは単なる化学の問題、すなわち乳・乳製品をとるかとらないかによってきまる。「乳がん」は食べ物と環境中の有害な化学物質に支配されるのだから当然と言いきっています。
 この考察により、英国王立協会の終身会員になっています。この説に反論する説は現在も出てないそうです。牛乳という完全食品とうたわれた食品についてこんなことが言われているとはゆめゆめ思わないことでした。牛乳も妊娠してない牛から搾る乳は別もののようですが、やはり1日1キロ増える子牛のもののようですね。人間の子どもはそんなに増えませんし。
 予防プログラムは、患者として、科学者として、食事とライフスタイルを見直すことをこまごまと薦めています。



お呼ばれ

2013-01-03 07:19:00 | ごはん
 昨日は柏の妹の家へお呼ばれでした。定年を迎え趣味の料理の腕にますます磨きがかかったKさんのおせちをごちそうになってきました。
 こんなお呼ばれ料理を作るのにまずスケッチから入るそうで買い物メモはスケッチのようでした。こんな発想はデザインが専門だからでしょうか。最近は野鳥の写真を撮るのにも忙しいらしく、1日があっという間に過ぎるそうです。和綴じの野鳥カレンダーもいただいてきました。主夫は大忙しとのこと。私のブログのリンク先でもある編集長の毎日の弁当もつくっています。面倒くさがらずにつくる人によっておせちの伝統が受け継がれるのでしょうか。白ワインのシャブリ、クース忠孝もいただきました。どれもおいしかったですよ。
 我が家ではいつもの玄米餅のお雑煮と会津のお酒でした。