続・てんしん日記2022

teacapブログから引っ越しました。
花の写真、本の感想、日々のできごと等々かな。

歩け歩け

2010-11-29 21:23:00 | ノンジャンル
 暖かさに誘われて、「歩け、歩け」と玉川上水を上流へ。西武拝島線の線路についたり離れたりする上水際を拝島目指し、玉川上水駅から約2時間半歩きました。目的地の福生の石川酒造のビール小屋は駅からさらに15分。不便な場所でもお客を呼んでいるのは新酒、しぼりたて、多摩の恵ビールと建物、風景の魅力でしょうか。
 いつもは車窓から見える玉川上水を歩くと落ち葉が舞い散り、江戸の繁栄を支えた水路のまわりで栄えた村々の暮しが身近に感じられて、車とは全然違いますね。帰りは電車ですが、今度は拝島から羽村の堰まで歩けそうです。
 酒粕を買ってきました。写真は杉玉と夫婦ケヤキだそうです。どっちかが治療中のようでした。
 

ネットをやっている人が選挙の結果をにぎっている??

2010-11-27 08:29:00 | 沖縄のこと
 池田香代子さんのブログで呼びかけています。ツイッタ―での広がりも大きいのだそうです。
 明日の沖縄県知事選挙のことです。本当にそうかなあ、というヒトの考えより早く情報が飛びまわるのだそうです。いいのか悪いのか。いまは基地を押し返したいという力に味方しますように。
 私のデジカメに残された美ら海水族館の写真です。ついつい行った気になったところが??


読書

2010-11-25 13:21:00 | ノンジャンル
 年長の尊敬するTさんに「子どもたちと話す天皇ってなに?」池田浩士著・現代企画室の本をいただき、読んでみました。
 天皇ってなんでしょう。戦争を始めたり終わらせたり。象徴になったり。近くには昭和記念公園があって、庭ですといって毎日のように散歩する人が大勢いる中、私は「生物学者で緑を愛した天皇」「牧野博士の病床にアイスクリームを賜る天皇」という展示を見せられても、何だかなあとあんまりぴんとこなくて足が向かない所です。
 この本は子どもへのメッセージとして書かれていますが、私には初めて勉強することがたくさんありました。戦後のあの時代に作家たちが違う方向で天皇制を考え、権力と芸術を通して個人の心の問題まで、空気のように支配する思想を今一度考えなおそうとした本を提示しています。中野重治、坂口安吾、竹内好などです。それから皇室典範の元ともなった福沢諭吉の「帝室論」「尊王論」。福沢諭吉の言う「わが帝室(皇室のこと)は日本人民の精神を収攔(しゅうらん、人の心を自分のほうに集めてつかむこと)するの中心なり」という考え方などはいまの憲法にもつながっているのだろうか。等々。
 中心地点が誰の心にも明確であるとすると、遠隔の部分では国家の安全保障の負を背負っていてもいいという考え方にならないだろうか、と戦後引き続いている沖縄の基地問題を思う時、ついつい考えてしまうのですが。
 写真は居ながらにして見える秋景色です。イチョウの葉っぱを那覇に送って喜ばれたことがありました。
 

自家製ヌーボー

2010-11-19 06:46:00 | ノンジャンル
 世間はなぜか今日だけはフランス人?のヌーボー騒ぎ。
 趣味の酒仕込みのわが家では自家製ワインを味見しました。夏に収穫した立川須崎農園の「高尾」ブドウ5キロが1升分のワインになりました。今年はあまり透き通ってないねえ、などと言いながらコーヒ―ペーパーで濾しながらの自家製ヌーボーです。味はいまひとつでも満足感は◎です。これからねかせてお正月用のおとそ代わりワインになります。去年は山梨の澤登さんの「巨峰」でつくりました。1番いいのはマスカットベリーAなのですが。なかなか手に入りません。
 先日ルピナス合唱団の練習日に岡山の「桃太郎」という青系ブドウで皮ごと食べる桃の形をした珍しいブドウをご馳走になりました。みんなで初体験の素晴らしい味でしたよ。
 立川生まれという「高尾」もワインに仕込むのがもったいない位?おいしかったですが、たくさんできたらワインにでも何にでもして貯蔵したくなりますよね。フランスでも日本でも思いは同じということでしょう。


江戸散歩

2010-11-16 08:47:00 | ノンジャンル
 竜ヶ崎に住むAさんは健脚で都内を歩いているというので、久しぶりに会うことになり、浅草雷門前で集合にして出かけました。もう一人のお仲間はIさん。グループホームに手芸の先生で来てもらっています。三人で会うのは久しぶり。本当は岩波映画を見る会なんですが、私がなかなか時間が合わないためのきょうはただのおしゃべり会です。
 私が浅草といったのは「澪つくし料理帖4巻目」の影響大です。
 雷門をぐるりと回り、六区を回り、あずま橋からスカイツリーを見て、地下鉄で門前仲町へ出て、深川不動尊、富岡八幡宮へ足をのばしました。スカイツリーは高さは完成しているそうです。右側のお髭はアサヒビール本社のマークです。どこを見ても高速道路が背景になる江戸の町ですが、歩いてみるとアサリ炊きの匂いがしたり、木の葉が散っていたり、手焼きせんべいの店先があったりしました。
 階段を上がったり降りたり、かなりきつかったのは多分私だけです。
 料理帖四巻「今朝の春」にもゆずが登場します。Aさんが実家の屋根に登って昨日取ったよーというゆずと自宅のカボスをお土産にいただきました。重かったでしょう。