続・てんしん日記2022

teacapブログから引っ越しました。
花の写真、本の感想、日々のできごと等々かな。

やんばる高江のこと

2014-01-30 23:34:00 | 沖縄のこと
 車で高江へ連れっいってくださる方があって、はじめて高江のメインゲート前の座り込みテントへ行きました。30分ほどの貴重な時間でした。
 ちょうど名護の選挙の最中のため少な目だそうで、10人くらいの方々がいて、24時間工事を阻止するため座り込みしていました。夜は車にいてすぐ知らせることになっているそうです。当初は「ヘリパッド」(ヘリコプターの着陸帯)とのふれこみでしたが、実ははじめから「オスプレイパッド」だったそうです。すでに2か所つくられ、全部で6か所つくる予定とか。やんばるの森にオスプレイとは、驚きです。ここは沖縄の水がめです。先日も墜落事故がありましたが、地元以外では「不時着」と軽い報道になったとか。高江に来て2年になるという本土の方がいろいろ説明して下さいました。
 この基地はパナマで基地廃止になった「サバイバルセンター」が移ってきたもので唯一フェンスのない基地だそうです。定時にアメリカ国歌と、最近は日本国歌も流れてくるそうで、自衛隊が移駐してきたのでしょう。山側から入ると阻止できないそうです。
 辺野古の海を埋め立て、新たに基地をつくろうとし、サバイバルという名の戦争ごっこの訓練施設をつくり、オスプレイを離着陸させようとしていることが、都会から遠く離れたやんばるでいま行われていることは象徴的です。京都に基地をつくらせないの署名活動もしていました。やんばる高江での闘いは平和の闘いそのものだと思いましたが、いつまでこんな座り込みをしなくてはならないのだろうと悲観的になっているとき、やんばるの森を見て蝶を数える若者がいるニュースを見つけました。。「高江の生き物を殺さないで」宮城さんありがとう。




織り姫モニターツアー

2014-01-14 22:37:00 | 沖縄のこと
 新年早々沖縄は恩納村での織り姫体験のモニターツアーに出かけました。2泊3日、5,000円。(実際は3万円のツアーらしかったです。大当たりでしたね。)
連休で混んでいる羽田から格安航空券を利用して駆けつけましたよ。

 空港からまずは、豊見城町が力を入れている「ウージ染め」工房見学をしながら現地へ到着。ツアーの説明を受け、おまけの琉球藍染体験をさせてもらいました。この藍の色は想像以上に気に入りました。夕食は窯焼きピザのご馳走。
 
 翌朝はフクギの葉をあつめ、ちぎり、洗って4時間煮出します。その間に絣織りの体験。これはポシェット用に40センチ織りました。私にはかなりハードでした。なにしろ全く初体験です。力の抜き具合などわからないため、緊張しました。
 煮出したフクギ液では絹のスカーフを染めます。アルミ媒染でまずはきれいな黄色に染まりました。でもそのままだとちょっと首には巻けないかもしれません。さらに鉄媒染を重ねて落ち着いたダークな草色に。さてさて。この色の具合はどうでしょう。

 このプロジェクトは沖縄観光の新たな切り口になるかどうか。お客さんが来てくれるかどうかのはじめの一歩のようでした。スタッフの皆さんのパワーや恩納村、沖縄のパワーを感じながら珍しい体験をさせてもらいました。準備してくださったスタッフの皆様ありがとうございました。

 帰りに30分だけ実家へ寄りました。幼稚園児が作ったというムーチー(鬼餅)をご馳走になりました。沖縄はムーチーの季節でした。

写真は私の織り。もちろん横糸だけです。

 写真の手前が私のフクギ染めのスカーフです。


新年おめでとうございます。

2014-01-02 23:51:00 | 
 よい1年でありますように。福島にも沖縄にも、どなたにとっても。

 暮れから、あれもしなくてはこれもしなくてはと思いながら年越しました。なかなかできないので、まあいいか、新年になってから、と引き続いての仕事(片づけがほとんど)を大好きなお餅を食べながら、ぼつぼつやっています。

 おせちは富田ただすけさんレシピで「たたきごぼう」「ごまめ」「煮魚」「ぜんざい」をつくりました。他は「焼き豚」くらいです。福島原発の汚染水でお魚が安心して食べられなくなってきましたね。昆布も鰹節も大丈夫なんだろうかと年明け早々気になります。

 ここはお天気がいいのでベランダの花々は元気です。20年前のランが花芽をつけたりしていますし、ハイビスカスも蕾をつけています。

 2月締め切りのレポートのために8冊の本を読んでいます。4冊は読み終えましたが、レポートはこれからです。最近読んだ「アトピー治療の新しい道」(江部康二著)は本屋さんになくて、初めてアマゾンで取り寄せました。とてもいい本でした。腸のバリア機能回復のための超少食療法など興味深かったです。あたりまえの食生活の項などもあり、キーポイントかなと思います。
どの本も「食は命」といっています。「食は快楽、レジャー?」の現代に警告している書ばかりのようです。