天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

馬鹿なりに考えた八月革命説

2017-10-11 18:43:05 | 時事
私は法学的知識はまるでない。それなりにこの説の意味と憲法観を考え皇室、天皇陛下の考え方までを言及したい。



写真の宮沢俊義は日本の憲法学者で東大名誉教授である。
この肩書だけで馬鹿はひれ伏すが、その説間違ってはいないか、と疑問を呈するのも馬鹿の特徴とご理解願いたい。


『八月革命説とは、大日本帝国憲法から日本国憲法への移行を、1945年8月におけるポツダム宣言の受諾により、主権原理が天皇主権から国民主権へと革命的に変動したとすることにより、説明する議論である。』

つまり、大日本帝国憲法が日本国憲法に改正されたことの暗示と主権の変動という矛盾を棚上げする説であり、これを更に棚上げするための
改正限界説と無限界説の論争が存在し、決着させない、考えないことを良しとしてきた。

日本国憲法が押し付け憲法と言う極めて違憲状態であることを棚上げして今日まできてしまったという事実は、いくら違憲であれこの憲法によって日本国民は70年間受益者として日本国憲法を憲法としてきたものを無効とする事も出来ない状態なのである。

簡単に例えると

戦争で丸裸となり、着る和服が無い。アメリカが洋服を着せる事は出来ないので、本来は以前着ていた和服の生地で新しい和服をリメイクするところをアメリカから貰った生地で日本人が洋服に近い代物を作り、70年着てしまったのである。

八月革命説とは生地の変化は国民が望んだのでは無くたまたまそこにあった説であり、限界説はいくら和服であっても生地が違うからダメ、無限界説は和服なんだから良しとしようというもの。


要するにこれらの説は小難しいことを棚上げしてとりあえず独立の為の憲法を使ってしまうアイデアであると考えることが出来る。


問題点は主権の変動を誤魔化してきたことと、ポツダム宣言受諾を無条件降伏と吹聴してきたことである。


自民党の改憲案の天皇の条項は元首の二文字を書き足すだけである。私はこれで充分と考える。

大日本帝国憲法を改正し、日本国憲法を作った。
そして、國體は護持された。

君主主権から国民主権への変動を強調するが、私は元々主権は国民にあったのではないかと考える。つまり、國體とは天皇が中心となって主権の存する国民が周りを取り囲む形が國體であり、どちらにも主権が存在していたのではないのだろうか。

主権者たる国民の総意で天皇があることが國體であると考える。

象徴天皇は古来より象徴天皇であり、戦後象徴天皇と特別視する憲法学者の解釈にこそ陰湿で反日的起源としての思惑が見え隠れするのである。

従ってこのような陰湿な意図の元で皇室典範まで改正するような改憲であるならばしない方が得策であって、機は熟していないと考えられる。

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