佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

受験の話。

2020年03月10日 02時38分29秒 | 日記
 コロナウィルスの影響で
大学の合格発表がWeb上のみになったりしていますね。
 
 長い昔話。
 
 入試の合格発表を見に行くという作業
結構あったなと思い出していました。
 
 最初は中学。
受験したのですが、小学生なので、
学校に知らせが届き、先生から伝えられる
というシステムでしたね確か。
 
 高校は受験校に見に行きました。
先日、実家でこの昔話になりました。
第一志望に受からなかった時の対策として
新潟の私立を受けておこうかどうしようかと
相談したという話(私は上越市出身です)。
私は母親に言われて、結局止めたという認識でしたが
母親曰く、先生が勧めたとのことでした。
そう言われてみれば三者面談でそんな話をした気もする。
生々しい話ですが、学校的に内申では不利な条件もあるから、
という理由でしたね。
結局併願は止めて、ありがたいことに受かったのですが
自分が見に行った時、友人が悲壮な表情ですれ違ったことは
今でも思い出します。その友人は結局私が併願しようとしていた
新潟の私立へ行きましたが。
 
 大学は
今の個人情報保護の観点からはあり得ないのですが
発表の後で地元新聞に名前と出身校、大学名が掲載されてました。
当日については、大学には見に行かず、
当時上越のデパート大和(当時)の前にも掲示されるという仕組みがあり
私はそれを見に行きました。
これも今はあり得ないですが、実はテレビでも同時に発表されまして、
親はそれを見ていたと思いますが、
もし一緒に見ていて落ちていたら気まずいと思い
私は外に見に行った、という記憶がありますね。
 余談ですが、大体、合否を見に行った足で、アパート決めたりするんですが
実は生意気にも、その前に行って住むところ仮押さえをしていました。
親切なところで解約料とかはいらなかったんですが、生意気ですね(笑)
 
 そして大学院も受験したのですが
私の記憶が確かなら、東京で合唱の全国大会が土日にありまして、
私は当時の大学の声楽の師匠が指揮する団体に同期も所属していて
2日間とも聴きに行く予定にしていたのですが
その前日の金曜日に学内で発表掲示がありました。
翌日の土曜日のめっちゃ朝早くにそれを見に行き
その足で全国大会(すみだトリフォニー)に行った記憶があります。
多分ですが、夜行で朝早く着いたんでしょうね。
誰もいない構内で喜びのあまり声上げた気がする(笑)。
 そしてこれも余談ですが
実は地元の大学院も受けてました(笑)。
 
 と、結構受験たくさんしたんですけど
そういえば教員採用試験も受けた(笑)。
その後いろいろあって院を中退して
公務員試験を受けまくる時期(これも受験みたいなものか)。
これらはみんな郵送で届くんですけど、
この頃は毎回絶望ばかりしてましたね(落ちまくったので)。
 
 合格発表(オーディションとかも)の思い出はまだあるんですけど
これくらいにしておきます。
 
 私の人生は、細かいつまづきも途中にありつつ
受験だけ見れば表向きは順調に進みながらも、
だんだん迷い道に入り込んでいきました。
公務員試験の時は、人生で多分一番勉強したので
受からない時の気持ちも多少わかります。
受験は正直プロセスがあまり関係ないので
勉強すればしただけ、受からなかった時の気持ちもキツいですよね。
 
 ただ中高大生にお伝えしたいことは
長い人生の荒波に比べれば、
受験のつまづきはそれほど大したことではないことは間違いない。
その時は、そう思えないでしょうが、
行けた学校行けなかった学校で人生の幸福は決まらないことは
間違いないと思います。
もちろん受からねばならない試験(国家試験的なもの)も存在するので
後悔しないよう勉強するしかないのですが
どこに行っても、結局は置かれた場所でどう在れるかが
全てなのだと思います。
 
 おじさん臭いいうるさいこと書いてますね(笑)
ただ、私の今の年齢は
私が大学受験した時の両親の年齢と同じなので😅怖い怖い😱
 まあ、このブログは大人しか読んでないでしょうから(笑)
ただの思い出話とおじさんの戯言でしかありませんが。
 
 人生、成功より失敗が多いですから
それを失敗と捉えるなら、立ち直り方が大事だし
そもそも失敗でないと捉えられたら、ということは、
思い続けていきたいところです。