佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

クリスティアン・ツィメルマン ピアノリサイタル

2008年07月14日 23時18分01秒 | クラシック
 
 土曜日、
りゅーとぴあコンサートホールにて。
 
  
 ツィメルマンについては詳細は触れませんが、
もう巨匠ですね。
実は生もCDも初めてでした。
 
 
 プログラムですが、
今パンフが何故か無い(笑)。
人のブログよりお借りします。
 
 
 バッハ パルティータ第2番
 ベートーヴェン 悲愴ソナタ
 
 ブラームス 4つの小品作品119
 バツェヴィチ ピアノソナタ第2番
 
 シマノフスキ ポーランド民謡による幻想曲作品10
 
 
 個人的には前半の印象が強かったです。
バッハとベートーヴェンの構築性というか、
強弱というか、硬軟というかですね。
特に、プロのピアニストは「悲愴」を多分
ステージに上げたがらないと思うんですね。
僕ですら弾いた事があるくらい有名すぎて、
またプロのピアニストが弾くには。。。みたいな。
でも、この曲を逆にちゃんと弾くのが難しい。
ベートーヴェンは雰囲気で弾けないですからね。。。
過去聴いた中では一番の「悲愴」だと思います。
 
 
 後半は、、、
最後の曲については評価しづらい(分からないから)ですが、
ブラームス、うーん、難しいですね。
あくまで僕の印象なんですけど、
ブラームスのこの辺の晩年のピアノ作品って、
弾くのがすごく難しいというか、
ブラームスにしてはつかみづらいというか、
達観しすぎていてというか、、、そういう印象で。
ツィメルマンはカチッとした曲の方が合っているのでは、
そんな勝手な印象でした。
 
 
 3階席が若干の空席ありました。
勿体ないですね。なかなか来ませんよこんな人。
でもやっぱりピアノは良いですね。
もっとコンサート行きたいぞーーっ!