土曜日午後、
標記公演を観に行きました。
知っている人が中心で参加しています。
標記劇団の観劇は
昨年に続いて2回目です。
昨年は燕の公演を観に行きました。
演劇は時々観に行きますが、
県内の団体は実はあまり見たことがないです。
たくさんあるのは知っています。
情報だけは大量に持っているのですが(苦笑)。
燕公演と新潟公演。
新潟公演はりゅーとぴあのスタジオBにて。
ということで、素人が語ります。
共振劇場の演劇は、
ある日常の空間をそのまま切り取った感じです。
大きな展開がある訳でもなく、
ドラマチックなことが起こる訳でもありません。
でも確かに、
日常というのは、
結構淡々とした中、過ぎて行くと思います
一見、何か大きな出来事があったとしても、
その裏というか中には、多くの日常がある。
観る側というのは、そういう日常の会話の中に
何が起こるか、変化があるか、
それを注視します。
でも、逆に言うと、
芝居の中に、たくさん隙間がある、
そういう気がします。
だから、注視して観ながらも、
自分の頭には色々なことが巡る、
前回も今回も、
僕はそういう感じで観たり考えたりしてました。
誰にでも起こりうるような日常でのちょっとした変化、
時に一歩引いたり、時に自分に置き換えたりしていました。
設定など中身についてはここで細かく触れませんが、
そうやって過ぎていった75分間でした。
後で気づいたんですが(苦笑)、
「霙まじりの雑踏の中に、」
最後に「、」がついていますね。
この「、」の後の文章について、
見終わった後も考えていました。
何かを強く訴えたり表現したりしないので、
押しつけがないんですよね。
さっきも書きましたが、
その分、隙間があります。
そんな空間や時間も楽しみながら観ていた感じです。
詳しいことは、
素人には説明不能なので(笑)、
ぜひ一度観に行ってみてください。