佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

司会考~音楽番組における司会を中心に~

2008年03月12日 23時29分08秒 | ポピュラー
 
 もっと早く記事にしたかったんですが、
音楽番組における司会について考察します。
 
 
 というのも、きっかけは年末にありました。
年末の紅白歌合戦、司会は両方とも男性で、
中居正広と笑福亭鶴瓶でしたね。
で、ひじょーに気になったことがあったんです。
 
 
 声です。
 
 
 おそらくNHKは、
二人の掛け合いや他の番組での弁舌の巧みさに
期待して選んだんだと思いますが、
そういう意味では成功だったんでしょう。
 
 
 でも、、、
 
 
 ひとしきり歌手と絡んで、
司会は曲紹介をします。
その声です。
まー、正直、。。。と思いました(苦笑)。
ファンの皆さんすみません。。。
 
 
 曲への振りですよね。
声がとにかく良くないんですよ。
しゃがれた声で曲の紹介をされると、
曲へ入るその気持ちが冷めるんですよね。
歌う人へのつなぎ、雰囲気作り、
そういう観点が決定的に欠けていた司会だったと
思ったんですね。
特に演歌の時とか(笑)。
 
 
 で、もう一つありました。
うちの実家はテレビ東京が入るのですが、
テレ東の名物である「年忘れ日本のうた」を
紅白が始まるまで見ていました。
で、この番組だと、僕の中では
玉置宏さんの司会の印象がありました。
で、今年誰がやっていたかというと、
 
中山秀征  
 
でした。
これがですね。。。上記二人と同様に、
冷めるんですよ。
曲名を言うその声や、
イントロが始まって歌手が歌い始めるまでのしゃべり。
品が足りないな。。。と
 
 
 そう考えると、
司会者に求めるものが、変わってきているのかと思いました。
紅白どちらのサポートだったか忘れましたが、
松本アナでしたっけ?間違ってたらすみません。
「英語でしゃべらナイト」の前の司会者ですね。
これも、曲振りの声には合わなかったんです。
で、さらに別番組で言うと、
年末のレコード大賞。
エビちゃんもえちゃんに堺正章。
堺さんも声はですね。。。うーん。。(苦笑)
モデルの二人に至っては門外漢ですからね。
 
 
 どうでしょうか。
司会者に対する、声の重要性が、
軽視されている、そう思いませんか?
言い過ぎですかね(苦笑)。
民放の音楽番組におけるトーク重視の構成、
もっといえばバラエティ全般のトーク重視の構成、
そういった流れが民放ばかりか
NHKにも来てしまったのかなと。
 

 
 ちなみにミュージックステーションとかだと、
曲の紹介は堂アナが行ってますよね。
タモリの声で振るよりは良い気がします。
他に音楽番組。。。
今、収録番組が多いから、
そういうのが必要ないのかもしれませんね。
曲目のテロップ出して終わり、というのも結構多いですね。
 
 

 音楽番組の司会者に求められる声の要素、
皆さん、いかが思いますか?