定ちゃんの部屋

音楽大好き人間の定ちゃんのページです
(from 2006.1.18)

『シルヴァー・スクリーンの妖精』 BANGLES

2008年08月30日 | 私的ロックの名盤 B
未開封のままのCD。
そのうちの1枚が、バングルスのセカンド。

「何故今頃バングルス?」

このCD、学生の時に中古で買ったんやけど、紛失したことがずっと前に判明。
なかなかこのCDを買う機会がなく後回しにしてたんやけど、ようやく再購入したというわけです

発表されたのが、1985年ということで、僕は当時中学生。
MTVでは、「Walk Like an Egyptian 」が流れまくった頃です。

どの曲も空でリピートできるほど当時から聴き込んだお気に入りのアルバムで、久々に聴くと懐かしさが込み上げてくる

その「Walk Like an Egyptian」が全米NO.1
1stシングルで、プリンス作曲の「Manic Monday」が全米第2位、
If She Knew What She Wants」が29位、
Walking Down Your Street」が11位
と足掛け3年で4曲のシングルをヒットさせ、アルバム自身は全米第2位

通して聴くと、確かにシングル曲の出来が良く、他の曲とはレベルが違う。

さらに、もっと言うと、スザンナの歌う曲と他のメンバーが歌う曲とも違う

色んなところで僕は書いたけど、このバンドの魅力は、やはり甘く鼻にかかった特徴のあるスザンナ・ホフスのヴォーカルに尽きる!

「Manic Monday」は本当に素晴らしい曲やけど、この曲をここまでの名曲に仕上げてるのは、プリンスの才能ではなく、スザンナの声だと思う。

他の3人のメンバーが悪いというわけじゃないんやけど、スザンナのヴォーカルがやはり突出してるんよね・・・

ちなみに、各曲のリードVoは、
① Manic Monday (スザンナ)
② In a Different Light (ヴィッキー)
③ Walking Down Your Street (スザンナ)
④ Walk Like an Egyptian (ヴィッキー)
⑤ Standing in the Hallway (デビー)
⑥ Return Post (ヴィッキー)
⑦ If She Knew What She Wants (スザンナ)
⑧ Let It Go (4人)
⑨ September Gurls (マイケル)
⑩ Angels Don't Fall in Love (ヴィッキー)
⑪ Following (マイケル)
⑫ Not Like You (デビー)

ということで、シングルヒットしてるのは、スザンナがリードを取る曲
他のメンバーはコーラスでは威力を発揮するのに、リードを取るとどうも・・・というのが個人的な意見。

こうして並べると、たったの3曲だけやったんやね

なんかアルバム紹介というよりは、スザンナ紹介みたいになってしまったけど、ちょっとビートルズちっくで、レトロで懐かしい雰囲気もあるガールズバンドの名盤だと思います