おもしろコラム

コラムニスト募集中!(注)カテゴリーの内「おもしろコラム」に収録している記事およびイラストの無断転載・無断使用厳禁。

釜滝

2011-11-23 08:45:20 | 散歩見聞録
・過日の台風で、一部通行止めになり、河津七滝の内、蛇滝・初景滝・大滝の3つは現在、見ることができない。
・そこで、町営駐車場からのシャトル車両に乗り、釜滝に行く。
・生来の土地の人だという運転手から、行きは良いが、帰りはかなりキツイよと散々驚かされた。
・彼は、若いとき釜滝の滝つぼに泳ぎに行き、渦に巻き込まれて、あやうく溺死するところだったという経験を持つ。
・イベントで振舞われていたイノシシ汁の肉が獣臭がまったくなかったと感想を述べ、臭み除去の方法を伺ったところ、聞くと食べるのをためらうかもしれないので内緒にしておきますと意味深な返事。
・以前、月ヶ瀬梅園でイノシシのモツ鍋を食べたが、これが絶品のうまさだったというと、若いころ猟師もしていたという彼は、イノシシの内臓をきれいに洗い出すのが最若者の役目だったが、とても根気のいる作業で往生したという。シシモツ鍋の美味しさは彼もお墨付きをくれたが、モツ洗いの苦労をまた、してまでも食べたくないという。
・過日の雨のせいか、水量が多く、迫力満点の滝だ。滝つぼに流れ落ちた水が跳ね返り、霧を生じさせていて、わずかに、虹がかかっていた。
・運転手の警告に違わず、帰りの階段はキツかった。でも、先日、通風で約1週間歩けなかった時の事を思えば、自分の足で歩けるという喜びを実感した。


<七滝の特徴>

<七滝の特徴>
柱状節理(ちゅうじょうせつり)
河津七滝の周辺には、岩が柱状に規則正しい割れかたをしているのを見ることができます。これを節理といいます。
溶岩がゆっくりと流れながら冷えていくときにできるもので、その割れ方によって、方状・板状・柱状節理などが有ります。
河津七滝の場合は、玄武岩の溶岩からできた柱状節理で、なかでもここ釜滝では、はっきりとその露頭を見せています。
そして、この玄武岩よりの涌水(毎分三千リットル)が、この地域の水源となっております。

<タルの由来>
・河津の滝はタキと言わずダルと言う。ダルという言葉は古く平安時代から続いている貴重な民俗語で、水が垂れるという意味の「垂水」が、そのルーツ。そのタルが、濁ってダルとなった。釜滝(かまダル)、河津七滝(カワズナナダル)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿