おもしろコラム

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明治大学マンドリン倶楽部定期演奏会

2012-07-06 05:11:39 | 散歩見聞録
・7月1日、雨の中、「明治大学マンドリン倶楽部定期演奏会」に行ってきた。
・同演奏会は、明大校友会伊東地域支部の主催で、3年に1回開かれているもの。
・前回もたしか、雨だった。
・雨にもかかわらず、会場は超満員。前売り入場券を売りさばいていた人たちが年寄りだったせいか、年寄りが多い。自分もその1人なのだが。
・開演に先立ち、主催者側(校友会責任者)が、演奏の中で、みなさんと一緒に歌う場面を設けますから、演奏中は、口ずさまないようにと、わざわざ注意をしたのに、隣に座った老婆が、ずっと、口ずさんでいたのに、閉口した。あなたの歌のバック演奏じゃないよと注意したいところだが、相手が、自分より年寄りで、気持ちよさそうに口ずさんでいるし、生来の気の小ささから、我慢して過ごした。年をとると人のいうことを聞かなくなるか、聞いてもすぐ忘れる。子供に返るのだ。
・宇佐美の別荘で過ごしていたこともある明治大学文学部出身の阿久悠のヒットメドレーが、校友会のたっての希望でプログラムに織り込まれていた。彼が生涯、作詞した曲は5,000曲以上だというから驚き。伊東・宇佐美郵便局の近くに、記念碑が建てられている。
・オープニング曲は例によって、明治大学校歌が演奏された。プログラムを見て初めて気が付いたが、この校歌は山田耕筰の作曲(作詞は児玉花外)だったんだ。
・そういえば、小生の出身校、群馬県立太田高校の校歌の作詞者は土井晩翠だったな。あまり関係ないが、少しの自慢だ。
・演目の中では、同倶楽部顧問の甲斐靖文作曲の津軽組曲より「夏」が秀逸。隣の老婆もさすがに、この曲では口ずさめなかった。
・マンドリンて地味な楽器だが、コンサートマスターが演じた津軽三味線風の演奏に感動。マンドリンで津軽三味線のような演奏ができるんだ。
・伊東市内には、世界的に有名なマンドリン工房「リウテリア野口」がある。
・例によって、会場内の撮影は禁止だったので、入場券を写す。


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2 コメント

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演歌の源流 (伊豆の山々)
2012-07-21 23:06:46
菊池清麿氏の『流浪の作曲家 阿部武雄』対に発刊。昭和演歌の源流は古賀政男にあらず。演歌のスタイルは路上のライブ。いわゆる流しだ。古賀政男は路上でギターを弾いて流すことはなかった。あくまでも、明治大学マンドリン倶楽部の指揮者であり、国民的作曲家だ。
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追記 (伊豆の山々)
2013-03-22 23:57:15
追記です。『私の青空 二村定一 ジャズ・ソングと軽喜劇黄金時代』(菊池清麿・著)も読ませます。論創社から刊行されました。
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