十一月の二十四節気にはまず七日、立冬(りっとう)があります。これはいわば「冬入り」、高い土地では雪が積もり始める時期です。歳時記には「冬立つ」「冬に入る」ということばで表現されるようです。
立冬を、およそ五日ごとに分けた七十二候では、初候「つばきの花が咲き始める」、次候「地面が凍り始める」、末候「水仙の花が咲き始める」と移っていきます。
つばきや水仙の花、「凍る」ということばも冬の季語に . . . 本文を読む
・このところ、日没が早くなった。大仁ふるさと農園で、夕方、山のほうからピーという鹿の啼き声がする。
・晩秋の交尾期になると、牡鹿は盛んに啼いて、他の雄に挑戦し、雌の気を引こうとする。その啼き声は遠くで聞くと哀れを催す寂しい声で、思わず、帰り支度をすることになる。
夕暮れに
ピーと寂しく
鹿啼けり . . . 本文を読む
・伊豆牛牧場直販店(伊豆市)が、このほど、橋の近くに新店舗を新築してオープンした。
・年を取ったら肉を食べた方が元気で長生きするというが、予算の関係と食欲の関係で、肉より魚を食す方が多い。
・肉は少量でいいから、美味しいものを食べたい。かくて、ごく、たまに奮発して、おいしい伊豆牛を少量、食べることにしている。
・通常は、中伊豆体験農園の帰りに、こちらに迂回して、伊豆牛が少し入っているというここのコ . . . 本文を読む
(大仁まごごろ農園日誌)
・トマト栽培で活躍した、黄色い虫取り布。触るとまだ粘着性が残っている。そこで、空きペットボトルに巻きつけ、棒に被せて土に刺した。虫取り器兼もぐら防御装置だ。
・寒くなり、虫の数も減ったが、少しは役に立つだろう。
虫取り布
ペットボトルで
再利用 . . . 本文を読む
(長者が原農園日誌)
・種取用にオクラを数本、畑にそのまま残している。
・鞘が割れ、タネが飛び出さんとしている。
・オクラはそのまま置くと、木質化する。温暖地では多年草だが、寒さに弱く、霜に当たると枯れてしまうので、日本では1年草的に栽培されているとのこと。今年は、数本を防寒処置をして枯れないように育ててみようかな。
プッチンと
種弾けたる
オクラかな . . . 本文を読む
脳卒中を予防する方法として、まず血栓を防ぐ方法について紹介致します。
一般的な生活習慣上の注意として、血液粘度を上昇させないように、運動や入浴、睡眠などで水分が失われた際には小まめに水分補給することや禁煙などがよく挙げられますが、ここでは食生活からの予防法について考えてみたいと思います。
血栓を防ぐヒントは、エスキモー人の食生活にありました。
デンマークのダイアバーグ博士らの疫学調査によると . . . 本文を読む
・虹が出ているよと呼ぶ家人の声に、カメラを携えて、ベランダに出る。くっきりと、山側に虹が出ている。
・朝虹の後の天候は雨、夕虹の翌日は晴れという。
・天気予報も午後からの雨を伝えている。しかし、朝陽は強く射し込んで来た。
・こんな日は、畑に出かけるかどうか躊躇する。
虹出たよ
畑に行くか
迷う朝 . . . 本文を読む
・ほとんどの夏野菜が畑から退場したのに、中国野菜の空芯菜だけは、いまだに元氣だ。
・最近、蔓を伸ばして、夕顔そっくりの白い花を咲かせている。
・そのため、別名、朝顔菜とも呼ばれる。
・清楚で可憐な花に免じて、暫らく、このまま抜かないでおこう。
空心菜
夕顔に似た
花つけり . . . 本文を読む
・サンフランシスコでの乗り換えに、多少戸惑どったものの、どうにかサンディエゴ空港に到着。
・孫娘へのプレゼント、プリキュアグッズを娘は仕分け、半分をクリスマス用に隠して、孫娘に渡す。
・ついこの間まで、ドラえもんだった孫娘のアイドルが、すっかりと代わり、プリキュアになった。
・幼女の気の代わりの早さは、女心と秋の空を既に内包している。
・サンディエゴ空港での最後の荷物検査の時、日本からだと、ラーメ . . . 本文を読む
先般、イギリスでロンドン同時多発テロ以降、捜査に当たっていた警察官にブラジル人の無実の若者がテロリストと誤認され射殺された事件がありましたがその件で、最近、また、監視カメラがどうのこうの、警察の言い分と違っていたのどうの・・・ということが話題になっているようです。
事件そのものは、当然、私などのあずかり知ることではありませんが、その経緯に関しては、知れば知るほど、考えれば考えるほど、イギリス人 . . . 本文を読む
・この時期、散歩していても、車で通りすぎても、あちらからも、こちらからも、金木犀の匂いが漂う。今年は、特に多いように感ずる。
・ここにもあったのかと、あらためて再確認する。
・少々の香りなら素敵なのだが、あまりにも多いと、強い香水をつけた美人群の中にいるようなもので、時には嫌悪感がする。
・特に飛行機の中のように密閉された場所での強い香水は御免だ。
角々に
香り現る
金木犀
. . . 本文を読む
・小学生のころ、冬の休み時間の過ごし方は、校庭での、飛び馬(馬飛び)、おしくらまんゆう、相撲、ひなたぼっこだった。
・教室には石炭ストーブが一つあったが、部屋全体を暖めるには足らない。
・遊具なしでも出来るこのような集団遊びが、身体を温める役割も果した。子供は遊具がなくても、遊ぶ術(すべ)はいくらでもあった。
・そんな思い出を畑の中に再現しているのが、西伊豆・松崎町の案山子(かかし)群像だ。
・こ . . . 本文を読む
・伊豆スカイラインの滝知山から見る富士山が好きだ。この公園の反対側からは海が見える絶好のビューポイントの一つである。初日の出にも、何度が来た。
・富士山の姿の変化で季節の移り変わりを識る。
・春~夏は、モヤでかすんでいた富士山もこのころ(写真撮影は10月6日)には、空気も澄んで来て、くっきりと雄姿を見ることができる。
・今までは、ややもすると、見えなかった飛行機もはっきりと見えるようになる。飛行機 . . . 本文を読む
・家庭菜園で困るのは、種が余ることである。
・もったいないと残しておいても、来年に持ち越すと発芽率が悪くなる。冷蔵庫に入れておくと数年は大丈夫というが、我が家の冷蔵庫には余裕のスペースがない。
・そこで、余った種は壜(びん)に入れている。かくて、この壜には、色々な種が混在していることになる。蒔く時期が多少ずれているものも若干あるが、どうせ余り種だから、気にしない。
・この混合種を、日をずらして、適 . . . 本文を読む