杜子春
著者:芥川 龍之介 読み手:凧野 頓太
★★★ . . . 本文を読む
燈籠 http://aozoraroudoku.jp/voice/rdp/rd240.html
著者:太宰 治 読み手:高橋 律子
言えば言うほど、人は私を信じて呉れません。逢うひと、逢うひと、みんな私を警戒いたします。ただ、なつかしく、顔を見たくて訪ねていっても、なにしに来たというような目つきでもって迎えて呉れます。たまらない思いでございます。
★★★★ . . . 本文を読む
純真http://aozoraroudoku.jp/voice/rdp/rd219.html
著者:太宰 治 読み手:野村 洋二
「純真」なんて概念は、ひょっとしたら、アメリカ生活あたりにそのお手本があったのかも知れない。
★★ . . . 本文を読む
あさましきもの
著者:太宰 治 読み手:緒方 朋恵 時間:8分42秒
賭弓に、わななく/\久しうありて、はづしたる矢の、もて離れてことかたへ行きたる。
こんな話を聞いた。
たばこ屋の娘で、小さく、愛くるしいのがいた。男は、この娘のために、飲酒をやめようと決心した。娘は、男のその決意を聞き、「うれしい。」と呟いて、 うつむいた。うれしそうであった。「僕の意志の強さを信じて呉れるね?」男の声 . . . 本文を読む
第152回直木賞が西加奈子さん(37)の「サラバ!」
「大切なのは、人が、ひとりひとり違うことを認めることだ」
1977年、イラン・テヘラン生まれで、大阪育ちの西加奈子さんの渾身の作。
今年6月の孫(高校3年)の誕生日に贈る本はこれにする。
目が弱くなり、あまり小説は読まなくなったが、「サラバ!」は上下巻で約700ページのボリュウームながら一気に読むことが出来た。いい本を読ませていただいた。 . . . 本文を読む
第18回司馬遼太郎賞受賞!
静かに、熱く、必死に生きる。子規と漱石。この出逢いがなければ、「私たちの小説」は生まれなかった。
「ノボさん、ノボさん」「なんぞなもし」
明治二十年。新時代の躍動とともに、ノボさんこと正岡子規は二十歳を迎えた。
アメリカ渡来のべーすぼーるに夢中の青年は、俳句・短歌・小説・随筆、あらゆる表現に魅入られ、やがて日本の文芸に多大な影響を及ぼす存在となる。
子規は常に人々に囲 . . . 本文を読む
火の国熊本に生まれ育った立花彩香は、普通の女子高生だった。しかし一人の男に裏切られたことが彼女の人生観を変えた。母を病で亡くし進学を断念した彼女は、水商売の世界に身を投じ、男社会への復讐を誓う。
作:倉科 遼 画:和気 一作
ビューンコミック
・電子書籍を発行するようになり、自分でも電子書籍にはまっている。
・電子書籍化は漫画(コミック)や絵本がフィットしているようだ。
・女帝、全24巻を一気 . . . 本文を読む
源氏物語 12 須磨与謝野晶子青空文庫発売日:2003-07-31ブクログでレビューを見る»
・密通発覚で蟄居中の源氏を尋ねる頭中将、人生のドン底の時の友情こそ真の友。
(青空文庫+audiobook)☆☆☆ . . . 本文を読む