TEAM SLOWSTARTER

自転車乗り夫婦のサイクリング走行記録

ツールド明神

2009-03-21 20:26:06 | 今週のサイクリング
今日は、大変いい天気に恵まれました。
一発覚悟を決めて、富士山の横にある明神峠に行ってきました。
かなり遠いはずなので、まあまあ早起きして6時半に出発しました。
確かに朝方は寒いけど、真冬の寒さに比べれば大したことはありませんでした。
国道16号で南下して橋本入りして、国道129号にへと進みました。
国道129号は微妙に下ってて結構スピードが乗るコースですが、後々のことを考えて抑え気味で走行しました。
相模川を渡る新昭和橋手前の下りから結構スピードが乗って時速60km近くまで加速して橋を渡ることになりますが、風が吹いたら怖い場所ですね。
橋の向こうは少し上ってるのでたらたら走りました。
今日は、ちょっと渋滞が長めで金田陸橋が大分手前から渋滞してました。
ここまで、1時間40分でした。
金田陸橋を二段階右折するとすぐに渋滞がはじまり、結構たらたらでした。
国道246号へ分岐して途中まではヤビツ峠に行くときと一緒の道です。
伊勢原の交差点でちょうど2時間でした。
その後、名古木手前の5%勾配はなるべく抑えて走りどんどん進みました。
ざっくり言うと渋沢までは、市街地をまったりアップダウンがある感じの道でしょうか。
松田で国道246号は右折しなければならないのですが、曲がるといきなり自転車走行禁止の看板がありました。
これって、曲がってから標識出されても今更どうしようもないと思いますけどね。
理由は簡単で一部幅員が狭くなっている区間があって後続車両が追い越せないからでしょうね。

富士山が見えてきましたが、まだまだ大分遠そうで気が遠くなりますね。

さて、このあたりから郊外の国道らしくなってきて信号が大分少なくなってアップダウンがきつくなってきます。
乗用車よりも大型輸送車が多くなってきて巡航速度が結構早くなってくるので怖いです。
ダンプもよく通るからか路肩がまた汚いのなんのって。
アップダウンは、そんなにむちゃくちゃな斜度ではありませんが速い自動車につられてしまうとなんとなくオーバーペースでがんばってしまいがちです。
なかなか目的地に到達できませんでした。
途中やっとこ、丹沢湖へ分岐する道がある交差点を通過しましたが、確か3時間半くらいかかってたでしょうか。丹沢湖もなかなか遠いもんですね。
やがて道が4車線になって、大型車の速度があがってきて怖いです。
それなのに上り勾配でトンネルとかがあったりして嫌な場所です。
そのうち、「この先自転車通行禁止」という看板が出てる交差点に差し掛かります。
でも、それとは別にそこにおもいっきり自転車通行禁止の標識が出てます。
まったくわけがわかりませんけど、おとなしく左にそれて県道394号を進みます。

しばらく進むとセブンイレブンがあるので一息入れました。
確かここまでで4時間近くかかりました。
このセブンイレブンは、以前に2号と韮山にイチゴ狩りサイクリングに行ったときにも寄ったので覚えていました。
ちょっと二人で走ってた頃が懐かしく思えました。

ここからさらにちょっと進むと小さな川があるのでその手前を右折すると明神峠に続く県道147号線が始まります。
道案内の標識が出ていないので要注意です。
地図には川の向こうにセブンイレブンがあることになっている場合がありますが、そこのセブンイレブンは、この写真の通りもうやってません。
「金時公園0.8km」と書いてあるところを曲がれば正解です。

明神峠といえば泣く子も黙る急勾配、それを予感させるような10%級の勾配がすぐで迎えてくれます。びびりながらおそるおそる走りました。
富士小山ハイテクパークのあるあたりで一度平坦になってしばらく進むと明神峠入り口があるので右折します。
いよいよです。走る前から怖かったです。というのも、車で走ったことがありますけど、そこらじゅう10%以上の勾配標識が出てるところですからね。
ちょっと進むとさっそく12%の標識が出迎えてくれます。

でも、これはまだ序盤で進むにつれてどんどん勾配があがっていくのでここで本気になってはいけません。
この辺からフジスピードウェイが見え出して、楽しそうなエンジン音とスキール音のこだまが聞こえてきます。
今日は、とにかく完走を目指してしずかにゆっくりこつこつ走りました。
途中、14%16%と斜度があがりますが上り側には勾配標識が残念ながらありません。
振り返って反対車線の標識を見ると勾配が確認できます。
今日は、実にいい天気でした。
振り返ると伊豆の山とか、駿河湾がよく見えて結構いい景色です。
但し、脳に酸素が行き届いていればの話ですが。
振り返ると、勾配がきついから道路はちょっとしか見えなくて青い空がたくさん見えるジェットコースターみたいな峠道です。
やがて道路にわっかが刻まれたセメントの路面になると、そこは18%の勾配になります。
ちょっとシッティングじゃきついのでダンシングするんですけど、重いのなんのって。
でも、高山不動に比べればまだマシかもしれない。

わっかがなくなって普通の舗装になったと思ったら、それでも16%の勾配でした。
そして、やっとこ明神峠に到着しましたけど、苦労の割に景色は何も見えない場所でした。
ここに丹沢湖に抜ける世附林道というのがあるみたいですが、がちがちのゲートで閉ざされてました。

更に進むとこれまでよりは斜度がマイルドになりますが、パンチドランカーモードでまったり進みました。

やっとこ三国峠に到着ですが、これまた景色は何も見えませんでした。

それにしても、標高1000mオーバーの峠って久しぶりかもしれません。
最近は、そういう峠を走ってませんでしたね。
走った感想としては、はっきりいってきつすぎて私には練習にならない気がします。
斜度的には、風張林道がクリアできるならOKなんじゃないかと思います。
あたりまえですが、この辺から寒くなり出しました。
峠を下ってゆくと富士山と山中湖が良く見えていい景色です。
どうでもいいんですけど、私は付き合いたての彼女をドライブにつれてくなら断然ここがいいと思います。
そうそう、天気が今日みたいに良くないと意味がないですけどね。

山中湖のセブンイレブンでランチにしました。
なるしまの方々が大勢いらっしゃいましたね。
自分的に超級の明神峠が終わったので、安堵のブリトーを食べました。
カロリーは、まあまあだと思いますがちょっと脂肪分が気になるところですね。

その後は、結構疲れたので国道139号で大月に出て国道20号という多分一番楽なルートで帰りました。
大垂水峠は、ちょっとイマイチな走りでしたがそれ以外は案外最後までばりばりこぐことができました。
今日は、202km、9時間半でした。
レース以外で、200kmを走ったのは多分初めてで少しうれしかったです。
それで、今日はどうしても寿司が食いたい気分だったので帰ってから回転寿司のかっぱ寿司に行きました。
私が席に着くと後から謎のオヤジが一番前に座りました。
すると、そのオヤジは私がとろうと思ったネタをことごとくとって私は食べれませんでした。
なんか回っている寿司を見てる私の視線が気になるのか、私のほうをじろじろ見てきて変な感じでした。
まったく、ビントロを食べようと思ったらそのオヤジが取ってしまって食えなくなってしばらくしてビントロが潤沢に流れてきたらまだビントロを取ってました。
それを見てビントロを食べたくなくなりました。
それで、しょうがないからインターフォンで注文するとオヤジは同じものを注文してました。
最後に厚焼き玉子をとったのですが、そのオヤジも一緒でした。
会計もほぼ同じタイミングで同じ10皿でした。
こうも思い通りに食えない回転寿司は、初めてです。
なんか、ゆっくり食べようと思ってたのですが、オヤジのペースにのせられてしまいました。
でも、なんていえばいいかわかりませんけど、すごい気合の入ったオヤジでした。