韓国では、2004年「性売買禁止特別法」が施行された。
ソウルで有名な清涼里駅傍の588(オ―パルパル)置屋街
しかし、いまでも「青少年通行禁止区域」で、堂々と売春が行われている。旧態依然の建物が並び、ガラス戸の軒先でアガシ達が男を誘う。
2012年6月15日の朝鮮日報の統計によれば、「専業の売春婦」は26万9707人であるという。これは韓国の20~35歳までの女性の人口の5%に相当する数字だ。
そしてその女性たちが働く「私娼売春宿」は4万6247店舗(無店舗営業を含む)、年間の男性客数は約9395万人、これは、韓国の成人男性が1年に5回売春婦を買っている計算になる。
そして、その売り上げは約14兆9592億ウォン、日本円で約1兆5000億円にも達する。
もし、2004年の「性売買禁止特別法」の実施がなければ、この数値の倍以上の金額になっていたと推測する者もいる。すでに10万人も海外に出てしまったあとの数字がこれである。
「妓生」のあった時代ではなく、現代の韓国人女性においても「売春」は手軽にカネを稼げる「手段」であり、同時にそのことが「常態化」していると見ることができる。
従って日韓併合の時代の売春婦だけが「被害者」で、その前後の「女性の方から進んで売春することが常態化している」社会を問題視しないというのは、いかにも不自然である。
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