7年前に発生した殺人事件の犯人が、酒の席での発言がきっかけで警察に検挙された。ソウル地方警察庁は、2004年にPさん(当時22歳)を殺害し、遺体を埋めた容疑で、A容疑者(43)とL容疑者(40)を11日に逮捕するとともに、共謀したH容疑者(36)の行方を追っている、と発表した。
警察によると、違法な貸金業を営んでいたA容疑者らは04年5月、ソウル市永登浦区の事務所で、Pさんに睡眠薬を混ぜたコーヒーを飲ませ、首を絞めて殺害し、遺体を山中に埋めた疑いが持たれている。A容疑者とL容疑者はその後仲違いした。A容疑者は別れ話を持ち出したL容疑者に対し「殺してやる」と脅し、L容疑者は今年1月、酒の席で友人に「以前人を殺したことがあるが、今度は私が死ぬ番だ」とこぼした。この友人から情報提供を受けた警察が捜査に着手し、7年前の犯行を突き止めた。
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