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米韓FTA:催涙弾の議員「伊藤博文を暗殺した安重根の気持ちで」

2011-11-23 17:23:56 | Weblog

 米韓自由貿易協定(FTA)の批准案が22日、与党ハンナラ党によって強行採決された。非公開で開かれた国会の本会議では、与野党による激しい攻防が繰り広げられ、野党議員が議長席に催涙弾を投げつける事態まで発生した。

 ハンナラ党はこの日、批准案を通過させるために本会議場を奇襲占拠して在籍議員295人の中170人が参加し、賛成151人・反対7人・棄権12人で強行に採決した。一方、民主労働党の金先東(キム・ソンドン)議員はハンナラ党の本会議場奇襲占拠に反発し、持ち込んだ催涙弾を議長席に投げつけた。

 報道によると、国会催涙弾事態を巻き起こした金議員は強行採決後の記者会見で「ハンナラ党の亡国的な行為を見過ごせなかった」と述べ、「伊藤博文を暗殺した安重根(アン・ジュングン)や、尹奉吉(ユン・ボンギル)の気持ちだった」「爆弾があったらハンナラ党一党体制の国会を爆破したかった」と当時を振り返った。

 尹奉吉は、1932年に上海の虹口公演で行われた天皇誕生日祝賀式典会場に爆弾を投げ、上海派遣軍司令官の白川義則ら複数の日本人を死傷させ、韓国では安重根と同様に「独立運動家」「義士」としてたたえられる。

 韓国メディアは「体当たりのけんかで有名な韓国国会に新しい記録が生まれた」「ハンマーと消化器に引き続き催涙弾まで、18代国会は最後まで暴力国会の汚名のまま」と厳しい批判を浴びせた。

 もっとも韓国国会における乱闘・罵声などの修羅場は珍しいことではないが、催涙弾が登場するのは今回が初めてだ。与野党で批准案の内容をめぐりこう着状態が続いただけに「ごり押し採決」との非難が強く、批准案の効力をめぐる衝突も必至とみられている。

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