身長が高く見えるシークレットシューズを履いていた北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が、昨年の健康悪化以降、スニーカーに履き替えたことが確認された。これは、脳血管系統に異常があるとされた金総書記が、歩行が不自由になったために歩きやすいスニーカーに替えたとみえる。
身長が高くない金総書記は、若い頃からシークレットシューズを履いていた。06年10月の第2回南北首脳会談をはじめ、外部世界の人物と接触する度に金総書記はシークレットシューズを履いた事実がカメラに捉えられていた。金総書記は普段、黒と茶のシークレットシューズを交替に履いていた。
しかし、健康悪化以後、金総書記のシークレットシューズは消えた。硬いかかとも見られなくなった。健康悪化後にはじめて公開された金総書記の写真では、金総書記は、かかとがほとんどなく、前の部分が丸い靴を履いていた。
その後、金総書記の靴は、かかとの代わりにゴム底のスニーカーに変わった。より楽な機能性の高い靴を履き始めたのだ。北朝鮮が2回目の核実験前日の5月24日に公開した写真では、金総書記は以前よりずっと動きやすそうなスニーカーをはいていた。
最近、金総書記はまた別の靴を履いて現われた。6月14日に公開された軍部隊視察の写真で、金総書記は靴の先までゴム底がきている靴を履いていた。随行した幹部の靴に比べて光沢がまったくないこの靴は、スニーカーに近い形だ。
このように靴は変化しているが、金総書記は、春が過ぎて初夏の天候になった最近も、依然として厚いコートを着ている。中国メディアは最近、金総書記の健康が悪化したようだと報じた。
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