今では慣れてしまったが、1970年代に初めて釜山国際空港に降り立ったとき、いきなりニンニク臭を感じたものだ。
現在は慣れて?しまったのか、あまりニンニク臭は感じなくなっている。
韓国の空港のニンニク臭は当然韓国人がニンニクを多量に摂取しているためだ。
それには二つの大きな流れがある。
太古より韓国人のルーツ・ツングース系高句麗族が狩猟生活の中で伝えた肉食習慣と、三国時代に中国から伝わった漢方理念の薬食同源に基づいた健康志向だろう。
ニンニクが食用として多量に使われ出したのは唐辛子の上陸とほとんど同時期だ。
唐辛子の殺菌作用がキムチに動物性たんぱく質食品の使用を可能にし、ニンニクはそれを補完した上コクと香りを添えた。
ニンニクは韓国人のエネルーギー源となっている。
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