大型スーパーで秋夕(チュソク=中秋節、今年は9月12日)の茶礼床(チャレサン=先祖を供養するために供えられた料理)の買い物をする場合、今年は4人家族基準で20万ウォン(約1万4370円)以上掛かる見通しだ。
ロッテマートが15日までにまとめたところによると、祭祀(さいし)の供え物の準備が始まる秋夕1週間前の食品価格を独自に推計した結果、韓牛(韓国伝統の肉牛)やイシモチ、クリ、リンゴ、ナシなど28品目の合計価格は20万9440ウォン(約1万5000円)となった。昨年の同時期、同品目の合計価格(19万9150ウォン=約1万4300円)に比べ5.2%高い。
今年は特に、果物が大幅に値上がりしている。秋夕が例年に比べ十日ほど早い上、夏の台風で大きな落果被害が発生し、供給量が不足しているためだ。リンゴ5個の価格は前年同期に比べ10%高い1万6500ウォン(約1200円)、カキ5個は17%高い7000ウォン(約500円)、ナシ5個は30%高い1万75000ウォン(約1250円)ほどになると見込まれる。
一方、韓牛は牛肉輸入量と韓牛の食肉処理量が増え、串焼き用(400グラム)は1万3200ウォン(約950円)で前年同期比24.7%、スープ用1等級(400グラム)は1万1600ウォン(約830円)で33.8%、それぞれ値下がりする見通しだ。
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