「恨・한」の感情の韓国
拓殖大学の呉 善花(오선화、オ・ソンファ)教授は、韓国・済州島出身で、日本留学後の1998年に帰化した韓国系日本人です。
『スカートの風』など韓国に関する本を多数出版し、韓国に厳しい評論活動で知られています。
呉 善花(오선화)氏は2013年7月27日、甥の結婚式に出席するため、韓国・仁川空港に到着した。
しかし、入国審査で男性係官から「入国を許可できない」と告げられた。
理由を尋ねても、係官は「言えない」「上からの命令だ」と繰り返すばかり。
「結婚式に出席する友人に、日本から持ってきた和菓子だけでも渡してもらえないか」と懇願したが、それも「ダメ」。
結婚式出席はかなわず、その日のうちに日本へ戻されてしまった。
韓国の入国管理法は、「韓国の利益や安全」「経済や社会の秩序」を害する恐れのある人物の入国を拒否できると定めているが、韓国法務省報道官質室は、呉 善花(오선화)氏の入国を拒否した理由について「答えられない」としている。
呉 善花(오선화)氏はこの年の4月26日、首相公邸で安倍首相らと会食し、韓国で「反韓の極右と夕食」(朝鮮日報)などと批判されていた。
日本政府関係者は、この件が韓国政府に問題視された可能性があるとみている。
日本の首相と会食したから入国を阻んだとすれば、呉 善花(오선화)氏の言論の自由への圧力となりかねないが、韓国メディアは「嫌韓を扇動する日本帰化韓国人の入国不許可」(朝鮮日報)などと当局の対応を好意的に報じた。
実は、呉 善花(오선화)氏が韓国の入国審査でストップをかけられたのは今回が初めてではない。
日本に厳しい姿勢を取っていた盧武鉉政権当時の2007年10月、母親の葬儀で帰郷しようとした際にも入国審査で同様の目に遭ったという。
この時は、日本の総領事館が抗議し、葬儀出席以外は何もしないという念書を書き、入国を許された。
呉 善花(오선화)氏は、こうした常軌を逸したかのような反日の背景に、韓国人特有の感情である「恨・한」の存在を指摘しています。
「恨・한」とは、「韓国民衆の被抑圧の歴史が培った苦難・孤立・絶望の集合的感情」を意味する。
嘆きや恨みを行動のエネルギー源とする思考方法だ。
「韓国人は相手に恨みがあるということを機会あるたびに言いたがる。日本にやられた、と言うことで力が増してくる」と呉 善花(오선화)氏は言っています。
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