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アバイ村は、束草市に位置する青草湖と東明港を結ぶ運河の対岸にあります

2017-05-25 07:35:23 | 韓国旅行

アバイ村は、束草市に位置する青草湖と東明港を結ぶ運河の対岸にあります。


ケッペは、アバイ村に渡る手漕ぎの渡し船です。

櫓ではなく張り渡されたワイヤーロープを使用します。

ケッペに乗り5分ほどで対岸のアバイ村に到着です。

アバイ村は、束草市に位置する青草湖と東明港を結ぶ運河の対岸にあります。

1950年に勃発した朝鮮戦争の際に、北朝鮮側から避難してきた人々が、北に帰る日を待ちわびながら形成した集落です。

低い家並みがその歴史の重さを物語ります。



アバイ村は、束草市に位置する青草(チョンチョ)湖と東明港を結ぶ運河の対岸にある村で、1950年に勃発した朝鮮戦争の際に、北朝鮮側から避難してきた人々がこの地にたどり着き集落を形成していきました。

 

 

アバイ村の「アバイ」とは、北朝鮮の咸鏡道地方の方言で「お年寄り」という意味。

これは当時集落の住民のほとんどがお年寄りだったため付いた名称です。

村一帯は、昔と変わらない造りの家屋や商店が並び、どこか懐かしい空気で包まれています。

韓国のスンデは材料を腸で包んだものが一般的ですが、アバイ村では、腸の代わりにイカの身で包んだ北朝鮮の平安道地方の郷土料理である「アバイスンデ」が村の名物料理となっており、わざわざソウルからこのスンデを食べに来る人々もいるほどです。



秋の童話 撮影場所

 

アバイ村の名を全国区にしたものが、ウォンビン、ソン.スンホン、ソン.へギョが出演したドラマ「秋の童話」です。

ドラマの中でウンソ(ソン.へギョ)が住んでいた家がアバイ村にあり、また水路の両岸を結びアバイ村に渡る際に利用する「ケッペ」と呼ばれる昔ながらの渡し舟も劇中たびたび登場し、ウンソの家やケッペを観に、外国からの観光客も訪れます。

ドラマが放送されたのが今から10数年前ですので、劇中の村の雰囲気と現在の雰囲気とは少々変わってしまっていますが、それでも現在でものんびりとした漁村の情緒を楽しみに訪れる観光地に変わりはありません。

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