在ロシア韓国大使館は19日、ロシアが白頭山トラのつがい1組を20日に韓国へ送ると明らかにした。白頭山トラは、アムールトラ(シベリアトラ)の韓国での呼び名で、韓国では絶滅危機にひんしている動物。
昨年9月に李明博(イ・ミョンバク)大統領がロシアを訪問した際に、プーチン首相が白頭山トラつがい1組の寄贈を約束した。昨年7月に生まれた白頭山トラのつがいの体重は、それぞれ約50キログラムだという。
大使館によると、白頭山トラのつがい1組は20日の夜、モスクワの国際空港をたち、翌日の午前9時(韓国時間)に仁川空港に到着する予定だ。
韓国到着後は、環境部がトラをソウル大公園の動物園に寄贈し飼育させ、来月中に一般公開する。
在ロシア韓国大使館はこの日、「ロシア産トラの韓国寄贈が両国関係を緊密にさせる契機になることを期待する」とのコメントを発表した。
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