2011年のソウル市長補欠選挙に出馬したハンナラ党の羅卿ウォン(ナ・キョンウォン)候補に関し、事実でない誹謗文を載せたネットユーザーに罰金刑が確定した。
最高裁は21日、公職選挙法違反容疑で起訴されたソ被告(47)に罰金300万ウォン(約25万円)を言い渡した原審を確定した、と明らかにした。
最高裁は「法に基づいて採択された証拠を土台に公訴事実を有罪と認めた原審の判決は正当で、公職選挙法上の虚偽事実公表についての法理を誤解もしなかった」と判決理由を説明した。
ソ被告は2011年10月26日のソウル市長補欠選挙を控え、インターネットポータルサイト「ダウム」の討論掲示板に、「日帝の巡査の祖父、私学不正の父、親日派の財産を取り戻させた羅候補」と題し、羅候補と直系家族に親日行跡があるという内容の誹謗文を掲示した容疑で起訴された。
1・2審裁判所は「虚偽文を掲示して選挙に悪影響を及ぼし、選挙全般に対する有権者の不信と嫌悪を招いた罪質は重い」として罰金300万ウォンを言い渡した。
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