韓国人の道民性
当選半島の8道のうち、京畿道、忠清道、慶尚道、全羅道、江原道の一部が韓国側だ。
「ナヨナヨ都会人」と「韓国版九州男児」
まず京畿道は韓国南西部に位置する道。
行政区としては独立している首都・ソウル市も、位置的には京畿道の中にある。
もともと経済の中心地だったせいか、「計算高い」「生き馬の目を抜くよう」といったイメージが強い。
また都会人というイメージの裏返しのせいか、男性は「ナヨナヨしている」といわれることがあるようだ。
次に江原道は京畿道の右隣、韓国東北部に位置する道。
高い山が多く自然に恵まれている一方で、田舎のイメージが強い。
そのせいか道民性は「遅れている」「頭が固い」などの印象もあるという。
忠清道は京畿道の南、韓国の中西部。
工業化が進んでいるが、やはり田舎という印象は拭えない。
道民性も「日和見的」「スローモー」「間が抜けている」など、なぜかいいイメージがないようだ。
慶尚道は韓国中東部から南東部一帯に位置する道。
沿岸部には有数の工業地帯があり、東南端には韓国第2の都市・釜山が位置する。
統一新羅時代の古都・慶州があるのもここだ。
道民性は日本でいうと九州男児のような「慶尚道男児サナイ」がつとに知られており、評判は上々。
無愛想だが行動力があり、朴訥なだけに信頼できるといった調子だ。
また慶尚道は他の地方に比べて方言が強く独特。
この慶尚道訛りはテレビでもよく話題になる。
日本で大阪弁が方言の代表のように扱われ、テレビでよくもてはやされるのと見ているかも知れない。
そして最後の全羅道は、韓国南西部に位置する道。
農業が盛んな穀倉地帯であり、食の本場ともいわれる。
しかし道民性に関しては「ずる賢い」「信用ならない」など、さんざんな評判ばかりだ。
ただしこれは必ずしも全羅道民の責任というわけでもない。
全羅道の評判が悪いのは、韓国の根強い地域対立が関わっている。
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