釜山でカラオケ火災、９人死亡・２５人重軽傷

　韓国・釜山市のカラオケボックスで５日夜、火災があり、９人が死亡、２５人が重軽傷を負った。

　釜山の日本総領事館によると、日本人が被害に遭ったとの情報はない。

　聯合ニュースによると、死亡した９人のうち３人はスリランカ人で、全員が窒息死だった。カラオケボックスは６階建てビルの３階で、出入り口近くの部屋から出火した。「ボン」という音とともに火が店内に燃え広がり、死傷者は煙で出入り口を探すことができなかったとみられる。ビルのほかの階にいた数十人は、屋上などに逃げて無事だった。

　現場は釜山中心部の繁華街で、周辺には日本人観光客が多く利用するホテルや百貨店もある。