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18歳少年が小学校に乱入、児童6人重軽傷 /ソウル

2012-09-29 13:57:25 | Weblog

 うつ病を患っている、高校を中退した少年が、授業中の小学校に押し入り、スコップなどを用いて児童6人を襲撃、負傷させる事件が発生した。部外者が学校に乱入し、特に理由もなく子どもたちを襲撃する無差別殺傷事件は、これまで米国や日本など外国でたびたび発生していたが、韓国では初めてだ。学校だけはこのような犯罪が起きないという社会通念が崩れたことで「学校の安全をめぐるシステムを全面的に見直すべきだ」という意見が出ている。

 ソウル方背警察署は28日、ソウル市瑞草区盤浦洞の啓星小学校の教室に押し入り、野戦用スコップやエアソフトガンで子どもたちを襲撃、負傷させたとして、少年(18)を逮捕した。少年はこの日午前11時50分ごろ、同校の4年生の教室に乱入し、学級会を行っていた子どもたちを襲撃、女子児童3人と男子児童3人の計6人に重軽傷を負わせた。

 少年は警察の調べに対し「国会議員を殺そうとしたが、警備が厳重なため、一人では無理だと思った。地下鉄の駅から近い小学校をインターネットで検索したところ、新盤浦駅近くの啓星小学校を見つけ、富裕層が多い地域だと思い、襲撃対象に選んだ」と供述した。

 事件が発生した啓星小学校は、カトリック系団体が運営し、長い伝統を誇る私立小学校で、児童の安全対策は相対的に充実している方だ。この日もボランティアスタッフ2人と警備会社の警備員1人が警備に当たっていた。その啓星小学校が襲われたことから、安心して子どもを預けられる学校は全国どこにもない、と指摘する声も出ている。

 外国では、幼い子どもたちを狙った無差別殺傷事件はそう珍しくない。日本では2001年6月、失業者の宅間守・元死刑囚(当時37歳)が、大阪教育大附属池田小学校に押し入り、刃物を用いて1-2年生の児童8人を殺害、教師3人など15人に重軽傷を負わせる事件が発生した。犯人は精神障害者であるかのような言動を取ったが、警察の捜査の結果、処罰を免れるために精神障害者を装っていたことが判明した。
 英国では1996年3月、失業者のトーマス・ハミルトン(当時43歳)が、拳銃4丁を持ち、スコットランドの小都市にあるダンブレーン小学校に乱入、児童16人と教師1人を殺害した後、自ら命を絶った。この事件を受け、英国では個人の拳銃所持を禁止する法律が制定された。中国でも2010年4月、失業者が幼稚園に乱入し、園児28人と教師3人に重軽傷を負わせた。

 このような学校内での無差別殺傷事件に共通するのは、社会適応能力や怒りを抑える能力が欠如した人が、興奮した状態で弱者が集まる空間に乱入し、一方的に暴力を振るうということだ。

 韓国教員団体総連合会(教総)のスポークスマン、キム・ドンソク氏は「核家族化が進むにつれ、このような危険な人物が増える傾向にある。韓国の教育当局はこれまで、外国の事例を『対岸の火事』として傍観し、対策を講じてこなかった」と指摘した。

 政府や地方自治体は2010年、キム・スチョル被告がソウル市永登浦区の小学校に侵入し、児童を拉致して性的暴行を加えた事件をきっかけに、校内での犯罪を防止するため、ボランティアスタッフや学校保安官を配置するようになった。

 現在、ソウル市内の小学校約590校には、各校に2人ずつのボランティアスタッフと学校保安官が配置されている。また私立学校では警備会社の警備員を置くこともある。

 だが、今回の事件は、学校が安全地帯ではないという事実を改めて思い知らせることとなった。キム・ドンソク氏は「日本でも小学校無差別殺傷事件の直後、学校を訪問する際に事前に予約する制度を導入し、外部に監視カメラを設置するなど、さまざまな対策を講じた。弱者である子どもたちを守るためには、やりすぎだと思えるくらいの徹底的な対策を講じ、学校の安全を確保するシステムを全面的に見直すべきだ」と指摘した。

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