韓国プロ野球のシーズン通算観客動員数が史上初めて600万人を突破しそうだ。
韓国野球委員会(KBO)が9日に発表したところによると、今シーズンは8日現在、全532試合のうち451試合を消化し、全入場者数は584万264人、1試合平均1万2950人が球場を訪れている。
あと15万9736人で、韓国プロ野球史上初のシーズン観客動員数600万人を突破する。9日から秋夕(チュソク=中秋節、今年は9月12日)の連休が終わる13日までに15試合が予定されており、連休中に新記録が生まれる可能性が高い。昨シーズンの通算観客動員数は592万8626人だった。
KBOは「上位チームが激しい順位争いを繰り広げている上、各球団が球場の環境を改善したり、さまざまなマーケティングを行ったりしたことが奏功し、観客数が伸びた」と分析している。
球団別に見ても、8球団全てが前年同期に比べ観客動員数を伸ばしている。観客増加率が最も高いのはKIAで32%増(観客動員数54万6804人)、次いでLG(29%)、ネクセン(22%)、ハンファ(16%)となっている。また、観客動員数が100万人を突破しているのはロッテ(115万6184人)、LG(106万4551人)、斗山(103万8649人)となっている。
一方、SKは8球団のうち観客増加率が最も低く、1%にとどまった。金星根(キム・ソングン)前監督が解任された先月17日までは、1試合平均入場者数が1万6457人に達していたが、李万洙(イ・マンス)監督代行体制に変わって以降は平均9916人と低迷している。
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