北朝鮮で携帯電話事業を独占的に展開するエジプトの実業家、ナギブ・サウィリス氏は20日までに、北朝鮮の携帯電話加入者が150万人を突破したことを明らかにした。北朝鮮の人口は約2400万人でおよそ16人に1人が加入していることになる。年末までに170万人に達する見通しという。米誌「フォーブス」(電子版)が報じた。
サウィリス氏の会社は2008年12月に北朝鮮側と合弁で第3世代携帯電話のサービスを開始。昨年末時点の加入者は約95万人で、飛躍的に増加している。
北朝鮮におけるサウィリス氏側の独占事業権は来月までだが、北朝鮮側は15年まで他の外国企業の携帯電話事業への参入を認めない方針を、書面で確約したという。サウィリス氏は平壌で建設が進むピラミッドのような形をした高層ホテル「柳京ホテル」にも投資している。
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