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北朝鮮の中国漁船解放 要求の「身代金」支払われず

2012-05-21 18:19:39 | Weblog

 北朝鮮で中国漁船3隻が拿捕(だほ)された問題で、北朝鮮が中国から金銭を受け取ることなく漁船と船員28人全員を解放したことが、21日までに分かった。
 中国メディアによると、在北朝鮮の中国大使館は20日、北朝鮮外務省から、拿捕されていた漁船と船員が中国に向かっているとの通知があったことを明らかにした。中国漁船は21日に中国・大連港に到着した。当初船員は29人とされたが、1人は乗船しなかった。
 中国漁船は8日、正体不明の北朝鮮の武装勢力により拿捕された。武装勢力は外交ルートを通さず漁船が所属する会社に接触し、270万人民元(約3400万円)を受け取ろうとした。送金期限を定めるとともに、船員の安全を脅かす発言もしたもようだ。こうした事実が明るみになり、中国内外で北朝鮮に対する批判が広がっていた。
 また、北朝鮮側は中国漁船による不法操業を主張していたが、中国メディアは拿捕当時の資料を証拠に提示しながら、漁船が中朝の境界線を越えず中国水域内で操業していたと報じた。これに対し北朝鮮が反論のための具体的な資料を示さなかった点も、北朝鮮に対する風当たりを強くしたと考えられる。
 中国内では、北朝鮮の腐敗した一部の武装勢力が中国の暴力組織と結託し、「外貨稼ぎ」に乗り出したとの観測も飛び出した。
 北朝鮮政府は事件当初、中国大使館に対し、「中国漁船1隻が境界線を越え不法操業していたところを拿捕された。詳しい内容は確認中」と知らせた。北朝鮮政府が拿捕した隻数すら正確に把握していなかったことが分かる。また、北朝鮮の武装勢力が国際的な問題を引き起こしたことに対する責任追及を恐れ、上部への報告を先延ばしにしたことが、事態解決を長引かせた原因との分析もある。
 北京の外交関係者の間では、事件の実態がどうだったにしろ、中朝が金銭の受け渡しなく解放する線で事態収拾を図ったという見方が大勢を占める。

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