近代国家と科学は、密接にかかわっている。
産業革命を経た欧米列強が、圧倒的な軍事力でアジアを侵略したのは科学技術が軍備に直結していたからだった。
科学技術は、当時、学問ではなく国力だったのである。
日本が近代化を急いだのは、欧米の科学技術力を導入して、軍事力・経済力を高めることが国家の最大使命だったからである。
他国の侵略があたりまえの帝国主義時代、富国強兵と殖産興業と科学振興が国家防衛の要だった。
日韓併合や満州経営は、一方で壮大な科学戦略でもあった。
満州のハルビン、新京、奉天などは、世界有数の近代都市で、デパートにはエスカレーターまで設置された。
朝鮮には、世界一の水力発電所をつくり、インフラを整備し、汚水と掘立小屋だけだったソウルは、数年を経ずして近代都市にうまれかわった。
韓国は、それを侵略だと声を荒げ、日本が韓国の国家予算の何十倍も投資してつくりあげた近代的インフラをただ取りして、当たり前の顔をしている。
そして、韓国にないのはノーベル賞だけだと息巻いている。
科学の何たるかを心得ない韓国に、ノーベル賞ほどふさわしくないものはないだろう。
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