慶尚北道・漆谷の在韓米軍基地にベトナム戦争で米軍がまいた除草剤の一種、枯れ葉剤の入ったドラム缶が埋められたとされる問題と関連し、韓国の国務総理室は22日、迅速な問題解決のため、韓米共同調査を速やかに進めることで米側と合意したと明らかにした。
同問題をめぐっては米国の地方テレビ局がこのほど、漆谷の在韓米軍基地で勤務していた元米軍兵が枯れ葉剤の入ったドラム缶(55ガロン)250個を1978年に基地内に埋めたと証言するインタビューを放送した。同証言を受け、韓国政府と地方自治体は相次いで米軍基地周辺の環境調査に乗り出している。
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