「金妍児マーケティング」が熱い

企業の「金妍児マーケティング」が熱い
　金妍児(キム・ヨナ)選手が29日、世界フィギュア選手権大会で優勝し、金選手を広告モデルとして起用している企業の“金妍児マーケティング”が加熱している。

　サムスン電子は金妍児優勝を記念して「ハウゼン・エアコン生き生きチャンピオンフェスティバル」を開催する。4月30日までの間、フィギュアスケートの動作をデザインした「金妍児スペシャルエディション」の中で、ホームマルチモデルを207万ウォン割引で2077人限定で販売する。金選手が207.71点を記録したことにちなんだもの。

　LG生活健康の化粧品ブランド「ラクベル」は自社モデルである金妍児の優勝と、世界記録樹立を祝うために「ラクベル・モイスチャーソース・セロム、別名『金妍児セロム』 2077個を贈呈する。

　期間は来月5日まで、化粧品専門店ビューティフルレックスと大型マートで製品を購入した顧客の中から2077人を抽選して「ラクベル・モイスチャーソース セロム」を提供する。

　昨年4月から金妍児を「ELS低脂肪&カルシウム」牛乳の広告モデルとして起用していた毎日乳業は4月初めから割引セールを実施する計画だ。

　最近、金妍児とメインスポンサー契約を来年7月まで延長した国民銀行は、世界選手権大会優勝を契機に、グローバル ナンバーワン イメージを活用したプロモーションを進め、銀行商品も出す予定だ。

　いわゆる「金妍児商品」も大ヒットしている。新世界百貨店江南店にあるJエスティナ売り場では、金妍児ジュエリーが品切れ状態だ。

　金選手が大会の時ごとに直接付けて出ていた「ティアラジュエリー」は21万9000ウォンで、比較的高価にもかかわらず、品切れ状態となっている。

　ロッテマートでは28～29日、金選手が広告に出演した商品の毎日乳業牛乳商品、ウィスパー生理用ナプキン、ロッテアイシスミネラルウォーターなどの売り上げを分析した結果、先週同期に比べて、70％ほど伸びたことが明らかになった。