同じ釜山でも地域によって日中の最高気温が最大6度以上差があることがわかった。
昨日30日、釜山気象庁によると猛暑注意報を発表した24~30日までの地域別最高気温の平均値を測定した結果、金井区が一番暑く、影島区が一番気温が低かった。地域別の平均気温は金井区35.2度、東莱区34.7度、釜山鎮区34.4度、北区33.7度、中区32度、機張郡32.6度、海雲台区31.4度、南区32.8度、沙下区32.7度、江西区32.4度と30度を越えているのに対し、影島区だけは29.2度で地域によって最大6度も差があった。
特に今年はが例年より早く猛暑が訪れたため、地域別の気温偏差が昨年よりも大きいことがわかった。昨年同期間(7月24~30日)の地域別日中の最高気温平均値は、中区28.9度、影島区28.2度、釜山鎮区30.0度、東莱区29.7度、南区29.1度、北区29.9度、海雲台区29.7度、金井区30.0度で地域差は最大1.8度だった。
このように地域差が大きいのは海岸部と内陸部での風の差が大きいうえ、都心の中のヒートアイランド現象が深刻化しているからだ。
一部では釜山の都市環境や人口密集地域の状況が変化し、地域の気温差が激しい状況での特定地域の気温を釜山の代表値として発表するのは市民の混乱を招くという指摘も出ている。
写真は猛暑注意報が出された昨日30日、龍頭山公園の木の陰で休む人々。
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