＜サッカー＞心機一転の韓国代表…「敗戦は薬」

「雨降って地固まる 」。太極戦士には敗戦がむしろ薬になるケースが多かった。００年以降、韓国代表が３ゴール差以上で負けたのは計５試合。大敗した次の試合では３勝２分けという成績を残している。一度も負けていない。

２０１０年南アフリカワールドカップ（Ｗ杯）当時、韓国は１次リーグ第２戦でアルゼンチンに１－４と完敗した。しかしこの痛みを踏んで５日後に行われたナイジェリアとの第３戦では２－２で引き分け、１６強入りした。

０１年コンフェデレーションズカップではフランスに０－５で惨敗した後、メキシコに２－１で勝った。ヒディンク監督は当時、「韓国選手は敗戦に気を落とさず、むしろ勝とうという熱望が強まるのが印象的だった」と語った。

２０１０年には中国に０－３で敗れた後、日本を３－１で降している。