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韓国の少年少女、家出理由の1位は?

2012-07-26 19:25:46 | Weblog

 「母さん、私に何かを教えようとしないで、私を理解して。何も考えずに行動しているわけではないのだから」

  最近の韓国の未成年者が家出する理由は「家庭崩壊」よりも「コミュニケーション不在」の割合の方が大きかった。本紙が25日に入手した家出少年少女423人に対するアンケートの内容を見ると「親との不仲、行き過ぎた干渉、差別など、家族と考えが合わず家を出た」との回答が、全体の55.1%に達した。「親の離婚や再婚などによる家庭の崩壊」(6.5%)に比べ、およそ10倍近く高い数値を示した。

 それ以外の家出の動機としては「自由な生活への憧れ」(18.2%)が多く「学校への不適応・いじめ」「貧しさへの悲観」などの回答もあった。

 家出に対する率直な思いがつづられたケースもあった。423人のアンケート用紙を本紙が細かくチェックしたところ、家出する以外に道がなかった少年少女の事情が包み隠さず書かれたものも多かった。「何でも書きたいことを書いてください」という設問への回答の中で、最もよく目に付いた言葉は「理解」「干渉」「拘束」だった。京畿道に住むある少女は「私たちの思いをもう少し理解し、もう一度考えてほしかった」と書き込み、また「お父さん、お母さん、干渉ばかりしないで真実の思いで近づいてください」というものもあった。

 1回の家出日数は「15日以上」が回答者の半分以上(55.4%)を占めた。3回以上家出の経験があるケースは10人中6人(61.6%)だった。その中で「家出した子どもたちだけで生活した経験がある」との回答は3人中1人(37.1%)に達した。家出人たちが集まって生活する形態は「家出ファミリー」と呼ばれることもある。
 さらに423人中282人が「生活費を稼ぐため犯罪に走ったことがある」と回答した。犯罪の内容は「強盗」「窃盗」」「恐喝」が36.6%で最も多く、そこから強姦(ごうかん)や売買春につながるケースもあった。記者が23日夜に冠岳区新林洞で出会った18歳の少女は「おなかがすくとコンビニで缶詰や菓子を万引したり、自分よりも弱そうな子から金を奪ったりする」「男の子の中には、酔っぱらいを襲って金品を奪うために海水浴場に行った子もいる」などと話してくれた。少女は家出した子どもたち同士で集まる「家出ファミリー」生活を続けているという。

 今回の調査は社団法人「世界貧困退治会」が、今年5月から2カ月かけて全国の家出少年少女423人を対象に面接とアンケートを行ったもの。これまで10年にわたり家出少年少女の世話をしてきた同会のソン・ジョングン氏とチャン・ドンソプ氏が、ソウル、大田、釜山など全国の18都市28地域を回りながら、家出した少年少女に会って直接話を聞き、アンケートに答えてもらったものだ。

 アンケートには社会に対する恨みや批判、さらに自立を願う強い思いが書きつづられていた。仁川に住むある家出少年は「どうか幸せになれるようにしてください。小学校・中学校・高校ではなく、父親・母親になるための学校を作ってください」と訴えた。釜山のある家出少年は「家出は、若いときは1回くらいやって当然だと思う。悪い道に進まないよう、安全な仕事を下さい」と書いた。10人に1人はこのように仕事が欲しいと訴えていた。

 調査を行ったソン・ジョングン氏は「報告書を書きながら、彼らを犯罪衝動から守るためのアイデアが必要だと感じた。現状では青少年修練館や相談支援センターばかりが作られている」「家出が長期にわたる場合は、社会的企業がきちんとした仕事を提供し、自立のチャンスを与えることも一つの方法になるのでは」などとコメントした。

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