飲み会のしめにみんなで財布を出してワリカン、というのが日本の居酒屋でお馴染みの光景です。
誰かが携帯電話で1人分の支払額を計算し、100円単位まで細かく出し合うのも普通です。
なかにはワリカン計算機がついたタッチパネル式の注文システムを用意してくれる店もあります。
あるいはレジで計算してもらい、みんなが列を作って一人ずつ支払う場合もあるだろう。
こんな日本のワリカン光景が、珍しく感じられて仕方ないのが韓国人、韓国にはもともとワリカンの習慣がないからです。
韓国で最も嫌われることの1つが、「みみっちい」こと。
女性に「みみっちい奴」と思われたら、男性としては致命的だ。
また上司にも部下にも「みみっちい奴」という烙印を押されたら、信頼も威厳もあったものではありません。
またもう1つ嫌われるのは、「面倒くさい」こと。
せっかく気分良く盛り上がったのにちまちまと小銭を数えるのは、理解できないほど退屈な行為です。
そんな韓国人が日本でワリカンを見ると、外国でしか見られない不思議な光景として面白がったりするようです。
ワリカン計算機能がついたタッチパネルを見れば、格好のみやげ話とばかりにスマホで撮ることも珍しくない。
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