小中華思想とは、「中国を父、韓国を兄、日本を弟」とする見方を意味します。
儒教では、子は親に、弟は兄には逆らえません。
特に長男の場合は、父の全ての権力を譲り受ける権利を持っていました。
日本は、(中国の諸侯国として中国に仕えた)韓国より正統性で負けている。
だから韓国の方がもっと上であり、大きな権利を持っている。そういうことです。
くだらない話ですが、これが朝鮮半島の人たちの日本を見下す、昔の「根拠」の一つでした。
そして、その「正統性≒<力>」が途切れず、ずっと繋がってきたこと。それは韓国人にとって憧れそのものです。国も個人も、同じです。
韓国に行ったことのある方なら、食堂などが並んでいる通りで、「元祖」という看板をご覧になったはずです。あるメニュー(料理)において、うちの店が元祖です!という意味です。一時はこの元祖表記が溢れすぎて、「元祖でない方を探すのが難しい」とまで言われました。店同士の告訴合戦も少なくなかったようです。
元祖と言うのは「一番最初に始めた」という意味で、ニュアンス的に「オリジン」または「始祖」のことです。
何かの料理屋やメニューがヒットしたという噂が流れると、どいつもこいつも同じものを作って売り出します。
そして、看板に「元祖」と書きます。とりあえず「私たちのほうが先に始めた」とゴリ押しすることによって、その料理の正統性を確保したいからです。庶民たちの話だけではありません。大企業の商品でも同じことがあったりします。
外国、特に日本の文化に対して「起源」を主張することで有名な韓国の態度と似ています。ここでいう「起源」「元祖」は、限りなく同じ意味になります。
もちろん、これはデタラメです。正統性を主張しながらも、根拠が弱いからです。
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