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韓国社会は「わたしのせい」よりやはり「あなたのせい」の方に流れていきました

2020-04-03 04:02:56 | 韓国旅行

 
日本人は個人も国家も「すみません」をいい過ぎます。
 
日本国内ではともかく、韓国(朝鮮半島)を含めアジア大陸に広がるこのあたりでは「すみません」だけでは「済まない」民族が多いのです。
中国など二十世紀の朝鮮戦争をはじめ*韓国侵略*の歴史は多いのに韓国に謝ったことなど一度もありません。
謝らないと知っているので韓国も要求しません。
 
ただ、この「わたしのせい」文化がないため、韓国人自身もお互いの人間関係がギスギスし、社会的にもいろんな不都合が生じていることを実感し、それを「困った」ものだとして世直し運動している人たちがいるから面白い。
ズバリ「わたしのせいです運動」
韓国語では「ネタシヨ運動」といっているが、カトリック系のキリスト教信者たちがやっているのもで時々、街で宣伝しています。
キリスト教だから一種の懺悔運動のようなものです。
 
韓国を震撼させた「セウォル号問題」は当初は、日ごろ規制や決まり、法律をちゃんと守らず、安全管理や危機対策をいいかげんにしてきたわれわれ社会全体に責任がある、として「国民総懺悔」の雰囲気だった。
 
これは文字通り「わたしのせい」運動だ。
ついにマスコミをはじめ国民全体が「国民意識改造運動」に乗り出したか!
 
しかしその後の事態の展開は期待外れでした。
いや予想通というか・・・。
韓国社会は「わたしのせい」よりやはり「あなたのせい」の方に流れていきました。
 
マスコミをはじめ社会的関心と追求の矛先は、海洋警察や海運当局など政府と、船会社およびそのオーナーに向かった。
野党勢力は「事故の原因と責任は無能な政権にある」といって、もっぱら政府・与党、大統領批判の政治攻勢に利用した。
安全無視の船会社が悪い、逃げまわっている悪徳オーナーが悪い、監督責任がある政府が悪い、監督責任がある政府が悪い、指導力を発揮しなかった大統領が悪い・・・・・・。
 
みんな「あなたのせい」である。
問題が政治問題化することによって「わたしのせい」などどこかへ吹っ飛んでしまいました。

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