여기저기 한국 ヨギチョギ韓国

韓国のこと いろいろ あれこれ いまむかし

1970年代から現在の韓国なんでも情報いろいろ目と足で集めました。

文化財委員会、50周年記念式を開催

2012-05-01 15:18:39 | Weblog

 1962年4月20日、文教部(省に相当、現在の教育科学技術部)の会議室に、華々しい経歴を持つ文化財専門家らが集まった。金庠基(キム・サンギ)、李弘稙(イ・ホンジク)、金載元(キム・ジェウォン)、黄寿永(ファン・スヨン)、金元竜(キム・ウォンヨン)、金斗鍾(キム・ドジョン)、金重業(キム・ジュンオプ)、李敏載(イ・ミンジェ)の各氏という顔ぶれだ。4日前に文化財委員会の委員を委嘱されたこれらのメンバーは、最初の分科会議で、金九(キム・グ)の廟(びょう)の移築や南大門・石窟庵重修対策委員会の結成など大きな事案を議決した。また、同年に他界した文化財コレクター、チョン・ヒョンピル氏の遺物保存のため、目録を作成するよう建議することも決定した。

 続いて4月30日には、文化財委員会の3分科会に属する17人の委員が集まり、最初の全体会議を開いた。文化財委員会はその年、南大門や円覚寺址十層石塔など116件を国宝に指定するなど、産業化の過程で破損の危機に直面していた韓国の文化財を守るのに決定的な役割を果たした。

 ソウル市忠武路のコリアハウスで先月30日、文化財委員会50周年記念式が開かれた。この日の行事のハイライトは、危うく消え去るところだった韓国の文化財を守り抜いた年配の文化財委員による回顧談だった。文化財庁が作ったドキュメンタリー映像と、30日の記念式での証言は、過去半世紀に及ぶ韓国の文化財発掘と保護をめぐる秘話であふれていた。

 「文化財委員会がなかったら姿を消すところだった端午祭やテッキョン(伝統武芸)、カンガンスルレ(伝統舞踊の一種)を救い出した」。1966年から17期にわたって文化財委員を務めた任東権(イム・ドングォン)韓国民俗学会名誉会長(86)は、感無量の表情だった。また、12期にわたって文化財委員を務めた民俗学者のイ・ドヒョン・ソウル大学名誉教授は「仮面劇や巫俗(ふぞく)を主に扱ってきたが、固城五広大(慶尚南道固城地方に伝わる仮面劇)だけでなく、78年に殷栗タルチュム(黄海道殷栗地方に伝わるタルチュム〈仮面舞踊の一種〉)といった北朝鮮のタルチュムも無形文化財に指定し、継承していけるようにしたのが記憶に残っている」と語った。科学史研究家のチョン・サンウン元誠信女子大総長は「エミレの鐘(聖徳大王神鐘。新羅時代の梵鐘で、国宝第29号。国立慶州博物館所蔵)の音を録音したり重さを測定したり、また多鈕細紋鏡(たちゅうさいもんきょう。青銅器時代に作られた青銅鏡で、国宝第141号。崇実大学博物館所蔵)の模様が幾つあるのか計算するなど、文化財を科学的に研究する道を開いた」と語った。

 文化財委員会は現在、九つの分科会と委員80人に加え、専門委員147人が文化財の保存と管理、活用に関する主な案件を調査・審議している。金讃(キム・チャン)文化財庁長は30日の記念式で、10期以上文化財委員を務めた任東権、ウォン・ビョンオ、安輝濬(アン・ヒジュン)、イ・ドヒョン、全相運(チョン・サンウン)、鄭良謨(チョン・ヤンモ)、金熏洙(キム・フンス)の各氏と、他界したイェ・ヨンへ、金元竜、成慶麟(ソン・ギョンリン)、秦弘燮(ジン・ホンソプ)、李昌福(イ・チャンボク)、任昌淳(イム・チャンスン)、黄寿永、崔永禧(チェ・ヨンヒ)の各氏の家族に、漆職人の鄭秀華(チョン・スファ)氏=無形文化財113号指定=が作った記念の牌を授与した。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 市場に車突っ込む、3人死亡・... | トップ | サムスン遺産騒動:「相続権... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事