李明博(イ・ミョンバク)大統領は5日、全羅南道麗水市で来年開催される世界博覧会(麗水エキスポ)について「2008年に中国の胡錦濤国家主席に会った際『私たち(中国人)が多数(麗水エキスポを)訪れる予定だが、泊まる所はあるんですか?』と聞かれた。私は『泊まる所は何とかするので、心配しないで来てください』と答えた」と語った。
これは、李大統領が同日、麗水エキスポ駅広場で行われた全羅線複線開通式の祝辞で「(万博の時)、多数の中国人が韓国を訪れることができるよう(胡主席と)『韓国訪問の年』を約束し、お互いにその約束を守ることにした」と話し、紹介したエピソードだ。麗水エキスポは来年5月から8月まで開催される。
李大統領は「約束通り当初の計画より2年早く開通し、感慨深い。今回の事業完工で生産誘発効果2兆ウォン(約1292億円)、2万人以上の雇用創出効果が期待できる」と述べた。
開通式に続いて行われた地元の人々との懇談会で、李大統領は「(私は)歴代大統領の中で最も多く全羅道を訪れた大統領の一人。どの大統領が全羅道に何度訪れたか、全て細かく調べてみたが、本当に回数が少なかった。(大統領には)2種類あるようだ。『(自分が)行っても何も変わらない』と考える大統領もいれば、『(自分が)行かなくても何とかうまくいくだろう』と考える大統領もいる」と述べた。
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