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麗水万博 開幕まであと6日=104カ国が参加

2012-05-06 18:40:55 | Weblog

全羅南道麗水市で開催される麗水世界博覧会(12~8月12日)の開幕が6日後に迫った。5日に行われた3回目のリハーサルで最終点検も終えた。
 「生きている海 息づく沿岸」をテーマに開催される麗水万博には、持続可能な発展を追求し、自然資源の多様性を保存しなければならない21世紀に地球、生命、生態、人間の触れ合いを海を通じて具現するという趣旨が込められている。
 世界104カ国・地域、10機関が参加し、国内外の観覧客1000万人以上が訪れると予想される。総額2兆1000億ウォン(約1474億9600万円)が投入され、経済的には韓国全体の生産誘発効果が12兆2000億ウォン、付加価値が5兆7000億ウォン、雇用誘発効果が7万9000人と期待されている。

◇ 差別化で勝負
 開催都市の麗水は国際的な知名度が低いなど不利な条件が多い。韓国政府と麗水万博組織委員会は、麗水が世界的にも遜色のない清らかで美しい港湾都市というイメージを前面に出し、「海・海洋」というテーマで勝負に出た。
 海を通じ、人類が直面した気候変動、食糧やエネルギー、資源の枯渇などの解決策を提示することを展示目標に据えた。
 パビリオン別の演出目標も同じく「海」。テーマ館は海と人類の共存を、海洋生物館は多様な海洋生物の観賞と体験、気候生活館は気候調節者としての海の役割と機能を強調している。
 海洋産業技術館は海洋資源を活用した持続可能な発展ビジョンを、海洋文明都市館は海に対する人類の挑戦と成就の歴史を示している。韓国館では、海洋分野での韓国人の能力が人類の繁栄に寄与していることを確信できる。
 海上に設置されたテーマ館、海を公演舞台として活用した「Big-O(ビッグオー)」、天上を覆った巨大画面で海のイメージを演出するエキスポギャラリー、超大型アクアリウムなども見どころだ。

◇ 文化芸術イベントも多彩
 麗水万博の成功に向け一翼を担うと期待される多彩な文化芸術イベントも見逃せない。
 万博の開催期間中は400のプログラム、8000回に上る各種公演が繰り広げられる。特に、「Big-O」で上演される先端技術を活用した大型ショーなどは麗水万博の最高の見どころの一つとなるだろう。
 また、国内外のアーティストらが出演する特別公演は来場者だけが楽しむことができる特典ともいえる。

◇ アクセス性を確保
 道路、航空、海運など会場までのアクセスも比較的優れているとの評価を受けている。鉄道は昨年10月に麗水と全羅北道・益山を結ぶ全羅線の複線化事業の完了とともに高速鉄道(KTX)の開通で、首都圏からは約3時間で会場に到着できる。
 空の便も、麗水と日本や中国を結ぶチャーター便の投入、国内線の増便などで拡充された。船便もクルーズ船や旅客船などが停泊できる接岸施設が整っている。
 麗水市内の交通網も整備された。組織委員会は会場周辺の混雑緩和とアクセス性の改善に向け、3万3000台規模の駐車場を設けた。

◇ 入場券の販売低調など問題も
 宿泊施設不足や入場券の販売低調、一部の国のパビリオンの未完成など、不十分な点も残っている。
 宿泊施設は1日当たり3万5700室が必要だが、麗水市内の施設は1万100室にとどまっている。キャンプ場や民宿、テンプルステイなどを活用し、光州、光陽、順天など全羅南道内の都市、近隣の釜山や慶尚南道・南海などの宿泊施設をうまく連携すれば問題は解消されるとみられる。
 予約販売目標を300万枚に設定していた入場券の売れ行きは振るわず、4月28日現在70万枚にとどまっている。
 3回のリハーサルが終了したが、未完成のパビリオンがあるのも問題だ。このほか、シャトルバスの待ち時間が長いことや、駐車場、パビリオンの予約システムに関する広報不足なども改善すべき点として指摘されている。

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