사장님 과장님 선생님
格式を重んじる国民性に、手段を問わない社内改革。さまざまな事情から発達を続ける韓国の職位精度だが、実際に社内で呼び合うときの呼称もまた日本人の目には独特にうつるだろう。
最も大きな違いは役職名に「ニム」という敬称をつけること。これは日本の「さん」「様」「殿」に似た言葉だ。韓国では目下が上の役職の人を呼ぶ場合、ニム抜きはマナー違反となる。
ただしこれは日本語に訳すのは難しい。日本だと「社長さん」「課長さん」といった言い方をすることはあるが、韓国では「校長」「先生」、タクシーの運転手などに対して使われる「技士」にもニムをつける。
これを「先生様」「技士様」などと直訳すると不自然この上ない。したがって訳すときは省力するのが普通だ。
北朝鮮関連のニュースではしばしば目にする「将軍様」の「様」も、このニムを訳したもの。日本語訳では省力されることが多いニムをあえて直訳でつけ加えるのは、北朝鮮の個人崇拝を強調したいメディアの意図もあるのだろう。
一方、南の韓国ではかって、大統領には「閣下」の敬称が用いられていた。だが1998年発足の金大中政権から閣下が廃止され、「大統領ニム」が公式に用いられている。
さらに李明博大統領は2008年に就任すると同時に、大統領官邸の報告書からニムの文字を廃止するように指示した。非合理な形式主義から脱しようという意図からだ。
しかし、李明博大統領のパフォーマンスは市民に届かず、役職のニムは以前通り使われている。
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